Eudora7 から gmail への移行は、@nifty 併用で決着

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 今年の3月10日から約3週間かけて、Eudora7に入っている過去メールをすべて gmailへ移行する作業が完了し、今月からは gmail だけを使うようにしている。
 所詮はWebメールなので、使い勝手が今までと違っていて、まだまだ慣れていないけど、それほど不便は感じない。
 それどころか、メールの振り分けフォルダ(gmailではラベル)が間違っていても、きちんと検索できるので、すごく便利になったと感じている。

 でも実はまだ、gmailへの一本化は完全にはできていないくて、メインアドレスは今までどおり、@nifty のメールアカウントを使い続けている。
 gmail のスパムフィルタはなかなか優秀だという評判はよく聞くけれども、実際に使い始めてみると、正しいメールが「迷惑メール」として振り分けられてしまう数が非常に多く、アドレス帳に登録したりフィルタ設定をしたりして、学習をする期間を設けないと、使い物にならないと判断した。
 それに、いちいち学習しないと誤判定がなくならないようでは、この先もずっと、そんな試行錯誤を続けていかなければならないので、不安は拭えない。

 ここ数年使い続けている、@nifty のメールアカウントに標準で用意されているメールフィルタはとても優秀で、正しいアドレスが「迷惑メール」に振り分けられたことは数えるほどしかなく、学習などしなくてもいきなり実用的だった。
 その反面、1日に数件は、フィルタしきれなくて受信ボックスに入ってしまうものもあるけど、それは我慢できる。
 自分が受信すべきメールが一度でも「迷惑メール」に入ってしまうと、そのスパムフィルタに対する不信感を感じてしまう。

 というわけで、メールは一旦、@niftyのアカウントで受信することで、今までどおりの精度でスパムメールを切り落とした状態で、gmail から @niftyのメールを Fetch機能で読み出すことで、2段階のフィルタリングがかかるようにしたところ、両者が連携して、ちょうどよい精度になった。
 @nifty でフィルタしきれなかった数件のスパムメールが、gmail側で「迷惑メール」に振り分けられる。
 gmail側で誤って、正しいメールが「迷惑メール」に振り分けられてしまっても、その数は、@nifty側でとりこぼした数件だけに限定されるので、目チェックで十分リカバリできる。

 これでしばらく運用してみようと思う。