Windows&IIS環境にPHPをインストール

 XOOPS と OsCommerce の動作を自サーバーで実験してみるために、PHPをインストールした。
 Windows&IIS環境でPHPをインストールするのは初めてだ。

<経過>
 手がかりとしてまず最初に、サーチエンジンで「PHP」のキーワードで検索した。
 PHPに関するホームページがたくさんリストアップされるので、とりあえずは「日本PHPユーザ会」というホームページを開いてみた。
 最新バージョンは PHP 5.0.0 らしいけれども、安定性を考えて、PHP 4.3.8 を使うことに決める。 4.3.7 以下は、セキュルティホールがあるらしい。
 そして、ダウンロードのページに行った。
 今回は Windowsサーバーなので、「PHP 4.3.8」の「Windows Binaries」のところから選ぶと見当をつけたが、「PHP 4.3.8 zip package [6,874Kb]」と「PHP 4.3.8 installer [1,048Kb] 」の2つのファイルがあるが、どちらにすればよいのか迷った。
 大は小を兼ねると思って、「PHP 4.3.8 zip package [6,874Kb]」をクリッ
クして、ダウンロードサイトを選択し、ダウンロードを行なった。
 ダウンロードしたファイル「php-4.3.8-Win32.zip」を c:\temp フォルダに展開させた。

 インストール方法が全く分からないので、日本PHPユーザ会のページを再び開き、マニュアルの日本語訳を読むことにした。
 第3章インストールの「Windowsシステムへのインストール」のページを読む。
 これを読んで、次のことをやった。

(1)c:\temp フォルダ内に展開したフォルダを C:\php フォルダにリネームして移動。
(2)php.ini-recommended ファイルを php.ini にリネームして、 C:\winnt フォルダにコピー。
(3)php4ts.dll ファイルを C:\winnt\system32 フォルダにコピー。
(4)sapiフォルダ内の pws-php4isapi.reg ファイルをダブルクリック。
(5)IISのサービスマネージャーを開いて「既定のWebサイト」のプロパティを開き、「ホームディレクトリ」タブの「構成」ボタンをクリック。
(6)「マッピング」タブで「追加」ボタンをクリックし、実行ファイルに「C:\php\sapi\php4isapi.dll」を、拡張子に「.php」を入力。
(7)「ドキュメント」タブで既定のドキュメントに「index.php」を追加。

 とりあえずこれで、PHPが動くようになった。