CLIEをメインにする

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

 今年から、手帖を紙からPDAに変えた。
 私が今まで愛用していたのは、マンダラート手帖 というバインダー式のシステム手帖である。これは、9つのマス目のフォーマットを使うマンダラートという思考法に基づいた手帖で、他には類のないスグレもののツールである。
 マンダラートについては、残念ながら書籍がほとんどすべて絶版になっているので、詳細は、Mandal-Art-web のメルマガのバックナンバーを見るのが良いだろう。

 ところで、手帖を紙からPDAに変えた理由は、ようやく気に入ったPDAが最近登場したからである。その機種は、Sonyの CLIE PEG-TJ25

 薄さ11.9mm、価格も 19,800円と安く、シンプルなのが気に入った。

 マンダラートのPDA版ソフトは約2年前から発売されていたが、CLIE PEG-TJ25 の登場によって、ようやくこれを使ってみようという気になった。
 もちろんメインで使うアプリはマンダラートのソフトであるが、それ以外ももちろん使う。標準で付いているスケジュールとアドレス帳については、これを1次データにしている。
 ちなみに、CLIEの場合(というよりPalmの場合)は、4つのワンタッチボタンでよく使うアプリを一発起動できるようになっているが、私の場合はそれを、左から、スケジュール帳、アドレス帳、マンダラート、手書きメモ の順で割り当てている。意外に使用頻度が高いのは、手書きメモである。やっぱりとっさの時は手書きでも記入できることが大切だ。考えてみれば、この手書きメモ機能があったから、紙の手帖から乗り換えるのに抵抗がなかったのかもしれない。

 今までこの4つのアプリ以外はほとんど使っていなかったが、アフィリエイトの練習のために作った「CLIEショップ」でいくつか売上げが上がっていたことを知って、再び興味を持った。
 この「CLIEショップ」は今後、自分なりのCLIE活用法を中心にした内容にしていこうと思う。必ずしも理想の活用法ではないかもしれないけど、あくまでも1つの活用法の例として参考になればよいと思う。

 今日は、POOKというソフトを使って、CLIE上で書籍を読むことを覚えた。これが実にすばらしい。国語の教科書に出てきそうな有名な文学作品は、青空文庫というサイトで無償公開されていて、それがルビ付き・縦書きで読めるのはすばらしい。ジョグダイヤルで少しずつページをめくれるので、そんなに不便さはない。
 プレーンテキストも扱えるということだったので、さっそく、私にとってのバイブルであるアダムスキーの宇宙哲学3部作のテキストファイルの他、旧約・新約聖書も入れて読んでみたら、それも見事に縦書きで読むことができた。

 これからCLIEは、単なる電子手帳ではなく、メインPCとして使おうと思う。折りたたみの CLIE用 キーボード PEGA-KB100 があれば、文字入力も楽々できるし、メールもWEBもできれば、ほとんどメインPCと同じ役割になると思う。