大学に入ったとき、長髪のヘヴィメタ少年に声をかけられた。
「きみ~、B組の人だったよね?」
「そうだよ」 どうやら同じ組だったらしい。
音楽の話になったけど、私は当時、ヘヴィメタはいくつか名前は知っているけど、特に好んで聴くジャンルではなかった。
「これからきみにレコードを貸して、伝染させてあげるよ(好きにならせてあげるよ)」と言われた。
彼との出会いがきっかけて、ヘヴィメタも一部聴くようになった。
最初に借りたのは、「Megadeth」と「Metallica」だったと思う。どちらも名前は知っていたが、アルバムを聴くのは初めてだった。「Megadeth」の方はつまらなかったが、「Metallica/Kill 'em All」の方はとてもおもしろくて、気に入った。すごいパワーである。
次に借りたのが、「Iron Maiden」と「Anthrax」だが、これも名前だけは知っていた。当時、テレビ神奈川で「Music Tomato(ミュートマ)」とかいう番組があって、火曜日が伊藤政則氏のDJでヘヴィメタが流れていたからである。
この他にも借りたものがあったけど、あまりに気に入ったものはなく、この3つのバンドのCDをひととおり聴いて、好きになった。
「Metallica」「Iron Maiden」と「Anthrax」の3つのバンドは、今でも続いているそうだが、最近のはあまり好きではない。やはり80年代のものが最高だ。
「Metallica」は4作目(...And Justice For All)まで、
「Iron Maiden」は、2作目(Killers)まで、
「Anthrax」は、3作目と4作目のみ
が、私の好むアルバムであり、PCに .wma の形式で収めてあって、時々聴く。
その後、私は蔦谷書店(今のTSUTAYA)で自分の好きなものを借りて聴くようになった。その中で「Led Zeppelin」がハードロックの中では一番好きである。
最初に聞いた時は気持ち悪くて吐き気がした。(「Black Doc」という曲)
でもアルバムを全部借りてひととおり聴いてみると、聴けば聴くほど深みにはまって行くのである。1作目が名作だと思うけど、1枚1枚すべてに変化があって、どれも皆好きである。
ところで、例のヘヴィメタ少年は、次の年から髪の毛も短くなって、音楽性がガラっと変わった。ヘヴィメタをやめてフュージョンにしたという。
彼は、卒業後も音楽をやるといって就職しなかった(その後一時期就職した)が、その後また、音楽の世界に戻ったそうだ。
彼の名は、坂元健吾。
彼が参加したバンドのCDは別の友達からもらった。
ちなみにそれは、『高円寺百景/弐』(ゴッドマウンテン)というCDである。
Yahoo Japan!で「高円寺百景/弐」と検索すれば、ヒットする。
この高円寺百景というバンドは今でも続いているそうだ。
坂元くんは続いているだろうか?
Yahoo Japan!で「坂元健吾」を調べていることにしよう。そうしたら、出てきた出てきた。いろんなバンドに参加していることは聞いていたけど、「ソークワクチン」には驚愕しました。好き嫌いは別として、おもしろいことは格別。
ところで、Punch!!坂元健吾くん。7年くらい前に町田で一緒に飲んだ時以来、その後連絡がとれなくなっているけど、元気ですか? 外国に行ったという噂もあったけど、沖縄に住んでいるのかな?
このページを見てたら、連絡ちょうだい。(E-mail: Shunichi@hosono.com)
きみのために、ドメインをさしあげよう。
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