スパムメール対策のその後

 ここ4ヶ月の間、スパムメールの数はますます増加し、厳しいフィルタリングを施しているにも関わらず、1日500通を下回ることはなくなった。
 フィルタリングをしなければ1日5000通を超えているので、効果はあるけれども、これ以上減ることはなさそうである。フィルタリングをさらに厳しくすると、誤判定が増えるので、さらに手間がかかる。

 私の場合、フィルタリングは3段階で行なっている。
 1段階目は、POPサーバーの段階でのブロック
 2段階目は、Spamcop.net のメールボックスでのフィルタリング&ウィルス駆除
 3段階目は、メールクライアント側での振り分け

 最近増加したスパムメールを分析してみると、メールアドレスの@マークの前のID名をでたらめにつけて、大量に送りつけてくるものが大半で、同じ内容のものが大量に届く。
 Spamcop.net もかなりの確率で振り分けてくれるけれども、絶対量が増えれば、それに比例して数が増えていくので、やはり第1段階目でのフィルタリングが重要になってくる。

 今までは、フィルタリングをくぐりぬけて受信したスパムメールを時々分析して、@マークの前のID名を狙い撃ちしてブロックしていたけど、それも限界だ。毎日のように新しい名前に変わって、同じ文面のメールが大量に送りつけられるのだから、いくらやってもきりがない。

 やはり、使うアドレスを決めておくというのが最も有効な対策だ。
 今までに受信したメールボックスから分析してみると、私の場合は約200種類のIDを使っていたので多すぎるかなと思ったけど、これ以外をすべて受信時に消去してまえば、Spamcop.net での処理も減る。

 というわけで、数日前から、受け取るスパムメールの数は50通以下に減った。
 
 スパム退治をゲームのように楽しめるようになったら、これでビジネスを始めるかもしれない。