私が1日に受け取るスパムメールは約1200通。
ほとんどが海外からのもので、最近は中国語とロシア語のものが増えている。
いずれも、SpamCop のブラックリストに載っているものが大半だ。
どこからメールアドレスが流通したかを調べてみると、ドメインのWHOIS情報に公開されていたものが大半を占めている。
レンタルサーバーのお客様のドメインを登録する際に、自社のドメイン( ?????@usemanage.com )に固有の名前を割り当てたものを使用するようにしていたので、このメールアドレス宛に来たスパムメールは、WHOIS情報から漏れたものだと特定することができる。
でも実際には、WHOIS情報に登録されているメールアドレス宛に無差別に送られてきているのではなく、特定のドメインのものに集中しているところから見ると、サイトの内容からWHOIS情報を辿ってスパムリストに流れるのかもしれない。
インターネットの黎明期にいくつかのアダルトサイトのドメインを登録したことがあるけれども、もうそのドメインは廃止済みなのにもかかわらず、そこで登録していたメールアドレス宛に未だにスパムメールが送られてくる。
いくらエラーメールを返しても、そのメールアドレスのドメインが生きていれば、全く効果がない。
やってくるスパムメールの数はどんどん増加していって、減る気配は全くない。
このままいって、1日1万通を超えるようになったら、スパムメール退治が一種のゲームになるかもしれない。
スパムメールはそのうち、電話の発信番号通知と同じように、メールサーバー(SMTPサーバー)のIPアドレス等を認証することで、ある程度は防げるようにはなるだろう。
次に問題になりそうなのは、blogのスパムコメント対策である。
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