ボイスレコーダーで録音した音を、速く聴いたりスローモーションで聴いたりしたいことが多いけど、wav形式の音声ファイルでそれが自由自在にできるプレーヤーというのは、探してみると以外に少ない。たまにあっても、音質が悪くて音が判別できない。
ところが先日、すばらしいソフトを見つけた。
「話速変換メディアプレイヤー:動画劇場」というソフトである。
これは、音声や映像データを 0.5倍速 から 4.0倍速 の任意のスピードに変速して再生できるプレーヤーだけど、再生速度を変化させても音程が変わらない機能を実装した、すばらしいメディアプレーヤーである。
もちろん、音楽を再生させてみることもおもしろい。
話速変換メディアプレイヤー:動画劇場は、ダウンロード販売のみなので、店頭では売っていないようだけど、まずは試用してみて、気に入ったら VECTOR でライセンスを購入するのがよい。価格は ¥2,100円(税込み)である。
試用してみたけど、文句なくすばらしい。
ボイスレコーダーの再生だけでなく、ビデオを倍速で見たり、「速聴」したりするのにも使えることが分かった。うまく使えば時間の節約と脳の活性化にも応用できそうだ。
話速変換メディアプレイヤー:動画劇場はあくまでもメディアプレーヤーなので、ファイルを保存する機能はないので、これで「速聴」の練習をするための素材を作ろうと思った場合は、音声キャプチャーソフトを使うとよい。
VECTORで「仮面舞踏会」というフリーウェアを見つけたので使ってみたら、これを使って見事に保存することができた。
このソフトは、サウンドカードを通じてPCのスピーカーで再生される音声をwavファイル形式で保存することができる、優れもののソフトである。
ストリーミング再生した音をwavファイルで再生することもできる。
この2つのソフトは「速聴」を活用している人には役立つと思う。
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