CDプレーヤー「LHH500」を修理した

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 CDプレーヤー「LHH500」(フィリップス製)のトレイが自動で開閉しなくなってしまい、とても不便なので、最近すっかりCDを聴く機会がなくなってしまい、PCでの再生だけになっている。
 私はそれほど熱烈なオーディオ・ファンというわけではないけど、やはりクラシック音楽だけは音質重視なので、やはりオリジナルのCDをかけないと気が済まない。

 そういうわけで、CDプレーヤーの買い替えを検討していたのだけれども、CD再生専用機というのはほとんどなく、今から買うとなると当然、SACDプレーヤーが第一候補になる。
 いくつか検討したけれども、買い換える場合の条件としては、CDを再生するのに、今使っているCDプレーヤー「LHH500」と同等かそれ以上の音質ということになるのだけれども、よくよく調べてみると、「LHH500」はなかなかの名機だったそうなので、最近の機種ならば何でもいいという単純な話ではなさそうだった。
 クラシック音楽を中心に聴くのなら、マランツ製が良さそうで、価格水準で比較すると「SA-13S1」(定価25万円)あたりになるのだろうけれども、コストパフォーマンスも考えて結局、「SA-15S1」(定価15万円)を \99,800 で購入予約した。

 さて、これで本当に「LHH500」と同じレベルの音が出るのかどうかは、やはり聞き比べてみないと分からないので、それをやってから判断しようと思う。
 ところがここにきて、「LHH500」のトレイを手動で開閉してもタイミングの関係でCDのインデックス認識ができなくなってしまったので、修理をすることを思いついた。製造中になってから10年以上も経っているはずなので、修理は不可能かと思いきや、サーチエンジンで「LHH500 修理」と検索してみると、マランツのカスタマーサポートで、トレー用のゴムがまだ入手できるらしいという情報と、その詳細な修理手順まで入手することができ、ぜひチャレンジしてみることになった。

 マランツのカスタマーサポートに電話をして、LHH500のトレイが自動で開閉しなくなったことを伝えると、概算で14,000円くらいでまだ修理が可能であり、トレー用のゴム4種類(1本400円。送料別)も、代引きで直送してくれるとのことだった。

 さっそく、 http://www.geocities.jp/shunyuuki/CDM4_36LHH.html のページの通りに修理を行なってみたら、特に迷うこともなく、順調に修理は完了した。
 原因はやはり、トレーを開閉するための駆動用ベルトのゴムが伸びて張力がなくなって空回りしていたことだった。

 SACDプレーヤー「SA-15S1」が来月届いたら、さっそく聴き比べてみようと思う。