激安ミニPC「NUCBOX2」が突然壊れた

昨夜、激安ミニPC「NUCBOX2」が突然壊れていたことに気づいた。
これは2021年6月24日にAmazonプライムセールで購入したPCである。
https://shunichi.hosono.com/?p=578

何の前触れもなく壊れて、電源も一切入らないのだから、どうしようもない。
さっそく中を開けてみても、特に壊れている様子は見えない。

念のため、中を開けてみた。
電源スイッチの接触が悪いだけ、とかの、つまらない理由である可能性があるからだ。
でも開けてみると、どこが悪いのかさっぱり分からない。

おそらく、埃によって、どこかの回路がショートしてボードがダメになったのだろうと思う。
こうなるともう深入りしてもダメだめなので、早々と諦めることにする。

もともとこのような、中国製の激安ミニPCは、壊れたらオシマイ、という前提で使っているので、大事なデータは入れていない。

で、どうしようか?

開けてみて、再利用できる部品は、SSDとメモリくらいである。
でもこれだって信頼性はなさそうなので、いつ壊れてもいいPCにしか、利用できない。
SSDは予備として保存しておこう。
メモリは、ちょうど全く同じ機種(「NUCBOX2」)がもう一台あるので、これの増設用に使おう。

このPCの寿命は3年半くらいだったが、激安ミニPCは所詮、使い捨てを前提で使うべきだと思う。
そう割り切って使うならば、安いものだと思う。

アダムスキーの宇宙哲学三部作の新訳(松本哲明 訳)が出ていた!

昨年末、久しぶりに Amazonでアダムスキーの書籍を検索したら、
宇宙哲学三部作、つまり「宇宙哲学」「テレパシー」「生命の科学」の Kindle版が、見知らぬ人の翻訳で登場していた。
価格が安いので、とりあえず全部迷わず買ってみた。
読んで見ると、たしかに新しい訳になっている。
翻訳者の名前は、松本哲明さん、となっている。

この重要書籍を、今どき、新しい翻訳をしてくれる人は、どんな人なんだろう?と興味が出てきた。
さっそくネットで「松本哲明」と検索してみると、何人かが該当したけれども、おそらくは、

松本哲明ウェブサイト
https://tetsm17.com/

というページのオーナーさんだろうと推測できた。
「人ちがい」の可能性もあるので、
さっそくホームページからメッセージを送ってみたが・・・・・今のところ返答はない。

もしこのページを読んでいたら、ぜひメッセージをください。

まぁいいや。
とりあえず、新しい翻訳を試みて、Kindle出版してくれたことに感謝したい。
アダムスキーの書籍は、故・久保田八郎先生がひととおり翻訳してくれていて、それが最もなじんでいるが、本人も解説講義の中で語っているとおり、若干の誤訳が抜け等が存在している。
だから、原文から読んで、自分なりの訳をつけてみるのは有意義なことである。

故・篠芳史さんも、故・竹島正さんも、「生命の科学」を原文から読んで、自分なりの翻訳をしてみたことで、より深い理解を得たと語っていた。

書籍というものは、究極は行間を読むべきものなので、翻訳文の違いなんて大局的にはたいした差はないはずなのだけれども、読んだ時の印象は微妙に変わってくる。
好き嫌いの問題なのかもしれないけど、聴いた時のフィーリングの違いがある。

今回の、松本哲明さんの翻訳は、まだ全部読んだわけではないけれども、読みやすくて、なかなか良い訳だと思う。
本当に原文をゼロベースから読み込んで翻訳したのかどうかは分からないけれども、うまく既存訳の「いいとこどり」がされている感じで分かりやすい言葉に言い換えられているので、併読すると気づきがあるかもしれない。

一つだけ気になったのは、「生命の科学」の翻訳で、
故・久保田八郎先生の翻訳に付いていた小見出しがほぼそのまま付いていたことである。
この小見出しは、文久書林の 故・岸社長がつけたもので、分かりやすくて便利ではあるけれども、誤解を生む部分もあるので、ない方がよかったかもしれない。
たしか、故・篠芳史さんも、アダムスキー財団の日本での代理人という人から
「原文にない小見出しは つけちゃダメだ」と言われていたそうだ。

ともあれ、新しい訳を試みて Kindle 出版してくれた松本哲明さんに感謝したい。
「訳者あとがき」を読むだけでも価値があるので、迷わず買うことをおすすめしたい。

デジカメ(SONY WX350)の液晶パネル交換を行った

 ここ1週間の間に、デジカメを2台も連続で壊してしまった。とても反省している。
 1台目は、先週の土曜日にお台場でユニコーンガンダムを撮影していて、息子がふざけてタックルしてきたので、デジカメを落としてしまった。もう電源が入らないし、レンズが出たまま動かない。
 2台目は昨日、テーブルの上にあったのを誤って落として壊してしまった。レンズが出たまま動かないので、電源を入れても動かない。

 コンパクトデジカメはもうほとんど製造していないので、同じ機種(SONY WX350)だと中古市場にしか出回っていない。
 しかも状態のよいものは定価の倍以上で売られていたりする。
 安く売っているのはたいていジャンク品である。

 どうしようかな?と思って思いついたのが、私が過去に使っていたデジカメのストックである。
 たしか同じ機種が何台かあるはずだが、買い替えたのには理由があるので、何かしら壊れていることは承知であるが、一応すべて電源は入った。

 同じ機種のものが見つかったが、液晶画面が壊れていて、表示がなにも見えないので操作ができない。
 今週壊したものは、レンズが出たまま動かないけど液晶は無事だった。

 それならば、液晶パネルだけ移植すれば、復活するのでは?と思いついた。
 さっそくインターネットで「WX350 液晶 修理」と検索してみると、液晶交換だけならば簡単にできるらしかった。

 カメラのネジを外して蓋をパカッと開き、液晶パネルは少しずらせば簡単に外れる。
 フレキシブルケーブルは引っ張れば抜ける。5分くらいでできる作業だった。

両方のデジカメの液晶パネルを取り出して、液晶パネルを交替して取り付ける。


 この移植作業によって、見事に1台復活させることができた。
 昨日壊した1台も、将来の部品取りのために、とっておこうと思う。

 ヤフオクやメルカリで、故障しているジャンク品が安く出品されていたりするが、このような部品交換で蘇らせる可能性があるので、ニーズがあるのだろう。

 次からは、もう落とさないように、大切に使おうと思う。

宇宙哲学の学習グループについて

 2025年現在、宇宙哲学を学習しているグループは、一体どれくらいあるのだろうか?
私が2007年3月以降に参加している、CC会(Cosmic Consciousness会)以外では、もう数えるくらいしか残っていないと思う。
 私が知るのは、浅草で定期開催されている「国際アダムスキー普及会」主催の「生命の科学」学習会 だけである。
 https://www7b.biglobe.ne.jp/~adamski/gakusyuuannnai.html

その他は、宇宙哲学に特化しているかどうかはよく分からないけど、
 ・赤羽で開催されていた「なんでもあり会?」
 ・遠藤昭則さんの講座 http://schwarzblau.blog.fc2.com/
 ・高梨さんのグループ(TFA) https://tfa.ufo-cafe.com/
等があった。
 今も活動しているのかどうかは分からないが、ホームページは発見できた。

 拝見してみたところ、主宰者を中心としたプライベート的な集まりに見えるので、選民だけが参加しているらしく、新参者はいないだろうと察する。
 扱っている内容も、CC会のように「生命の科学」を日常生活で活かしていこう!というフェーズではなくて、もっとハイレベルな内容を扱っているらしい。
 池袋のCC会と 浅草の学習会は、あくまでも「参加者が主役である」というスタンスをとっていて、主宰者は世話役に徹している。


 でも、いろんな種類の勉強会が現存していることが確認できたので、よかったと思う。
 学習塾に譬えると、平均点レベルの人が通うレベルの塾もあれば、超進学塾もあるし、寺子屋的な塾もあるし、落ちこぼれ向けの塾もあって、自分のレベルに合う塾を選ぶことができる状況にある。
 自分のレベルに合わない塾に通えば、勉強も理解できないし、おもしろくないし、不満が出てくるので、そういう場合は別の塾へ行くことができる。

 実は他にも、私が知らないだけで、地方で地道に続けている人やグループがあるかもしれない。
 例えば、つい数年前まで、元静岡支部代表で、日本GAPの歴史から突如消された 故・野口敏治さんも、自宅で私的な勉強会を続けていた、とのことだった。
 元高松支部代表の関さんも、以前は学習会をやっていて、篠芳史さんが何度か客演で講演をしていた。
 他にもきっと、いるだろうと思う。いたらぜひ、声をかけてほしい。

久保田八郎先生の「日本GAP」解散後の新団体について

 1999年末に久保田八郎先生が逝去したことで「日本GAP」が解散し、その後を引き継ぐ団体「日本UFO調査・普及機構(OUR-J)」というUFOネタだけを扱う団体が新設された。
 「OUR-J」という通名でも分かるとおり、実質的には「J」つまり 加藤純一(うんこちゃんではない方の)さんの支持団体であり、日本GAPの劣化バージョンだった。
 日本GAPだって実質的には久保田八郎先生の支持団体だったのかもしれないけど、実績や人徳に欠ける若造がマネっこをして団体をつくれば、劣化版しか生まれようがないのは致し方ない。
 UFO目撃の自慢話がひととおり尽きたら何も残らないんだろうな、と私は最初から見抜いていたので、全く関心が起きないし、交流も皆無だった。


 あくまでも客観的に、その組織の「活動の軌跡」と「成果物」で評価をするならば、
日本GAPは久保田八郎先生の人生をかけた生き様がそのまんま活動の軌跡として遺されていて今でも懐かしむ人が絶えないのに対して、
新団体(OUR-J)は10年続かずに消滅して、誰も思い出を語る人がいないし、バイブルとして遺したいようなコンテンツも皆無であるので、
所詮、クラブ活動レベルだったのではないだろうか、と思う。
 一緒に活動していた 取り巻きの人たちは、みんな真面目で熱心な若者だったけど、新団体(OUR-J)の消滅後は、どうなってしまったのだろう?
 せめて「楽しい思い出」をみんなが共有していて今も仲良くしているのなら活動の成果があったといえるけれども、
 そうでないのなら、黒歴史をみんなが共有していることになるのでマイナスの成果を生み出しただけで、空しい。空の空である。
 終わりが悪ければ何にもならないけれども、「終わりよければ全てよし」なので、今からでも遅くないから、みんなで集まって同窓会でもやったらどうだろうか、と提案したい。
 いやみんな今でも仲良くしているというのなら、それでいい。

 ところで、2015年10月に、篠芳史さんが逝去したすぐ後、まさにちょうどその時をねらったようなタイミングで、
加藤純一(うんこちゃんではない方の)さんは再びUFO研究の活動を再開し、「日本UFO調査・普及機構(OUR-J)」という名を使い始めていた。
 篠芳史さんは、彼にとっては、「昭和の匂いが残る年功序列の世界に支配されていた団体の役員幹部」の一人だったのだから、活動再開のナイスタイミングだったのかもしれない。
https://mnsatlas.com/?p=1004


 以前に、篠さんから、彼が闘病生活を送っていたことがあるという話を聞いていて2015年時点では消息不明だったので、ご健在で活動再開されたことを知って、私は嬉しかった。
 が、当時の 取り巻きの人たちは誰も出てきていなくて、彼が一人で活動していたので、どうしちゃったのだろうか?と気になった。
 そこまではよいのだが、3年くらい活動した後に、また突然、急に活動を停止していまったようなので、少し心配になったのを覚えている。
 それ以来、表立った活動をしていないようなので、ご健在なのかどうか、がとても気になっていた。

 2019年頃のある日、ネットで「加藤純一」と検索してみると、彼がいきなり若返っているのに驚いた。
あれ?でも、なんか別人のようだ、と思ったら、同姓同名の 加藤純一さん(うんこちゃん)だということを知った。
 もしかしたら彼は、うんこちゃんに生まれ変わってしまったのか! と一瞬思ったが、そんなことがあるわけはない。
 その後、もう一人の加藤純一さん(うんこちゃん)がどんどん有名人になったので、彼とコラボするんじゃないのかな、と期待した。
 今までUFOの調査・普及を目指す活動をしていたのだから、有名人とコラボできるのは千載一遇のチャンスだからである。
 でも今のところ、2025年現在、そういう話も聞かないので、本当に心配になってきた。
 もし今時点でご健在なら、ぜひ会って親しくお話したいので、ずっと連絡を待ち続けていたいと思う。

ワープロ専用機のフロッピーディスク変換作業の進捗

 今年に入ってから、100枚以上ある古いフロッピーディスクの変換作業を始めている。
 ワープロ専用機の実機(Panasonic FW-U1V703F2X)と「リッチテキストコンバーター20」のソフトを手に入れて、フロッピーディスク付きの古いノートPC「NEC製 LAVIE LL550/5D」を復元したことで、今のところ作業がスムーズに進んでいる。
 ここまで、約80枚が リッチテキストコンバーター20で無事に変換できた。
 OASYSで作成されたものが3枚で、残りは全て Panasonic製の U1PRO である。
 PC-9801の一太郎で作成されたものもあった。

 「リッチテキストコンバーター20」は、フロッピーの「判別機能」があるので、どの機種で作成されたものかは自動判別してくれるが、対応していない機種や読み出せないものは、1~2分くらい待たされたあげくに「認識できないフロッピーディスクです」の判定が出るので時間ロスになる。
 対応していない機種「Panasonic FW-U1V703F2」で作成されたフロッピーディスクがそれに該当する。どうやらそれがあと40枚くらいありそうなので、これから時間がかかりそうだ。

 実機(Panasonic FW-U1V703F2X)では、同じメーカーの「U1PRO」シリーズ用に変換できる機能が付いていたので、それで変換することを試みたが、実際にはほとんど変換は不可能だった。
 保存されていた文書がほぼすべて「縦書きの段組」で作成されていたので、「段組のある文書は変換できません」というようなエラーが出るので話にならなかった。
 変換ができないのならば、紙に印刷してスキャンするしかないと考えてやり始めたのだが、20~30ページくらい印刷したところでインクリボン交換になってしまうので、途中で諦めた。インクはビックカメラで1本 \997で購入したが、このペースではとても足りない。

 ところがさっき、「F9キー(印刷)」を押すつもりで誤って隣の「F8キー(保存)」を押してしまったところ、「2 文字データ変換保存」という選択肢が出てきたので、気になって説明書を開いてみたところ、私が求めていたプレーンテキストファイル形式への変換機能だったことに気がついた。

 さっそく「2 文字データ変換保存」を選択してみる。

 すると、ファイル名の指定画面が出てくる。
 ファイル名は英数8文字+拡張子3文字という、当時の MS-DOSの制約になっているから間違いないだろう。
 ここで書き込むフロッピーディスクは、PC-9801用の 2DD(640K Byte)でフォーマットされているものを使う。

 書き込んだテキストファイルをPC側で開いてみると、罫線等はズレているけれども、文字はほぼ変換できていた。


 残りはすべて、この方法(「文字データ変換保存」機能)で、プレーンテキストファイル形式へ変換していこうと思う。
 ちなみに、「リッチテキストコンバーター20」の対応機種なのに読み出せなかった U1PRO形式のフロッピーディスクは、この機種(FW-U1V703F2X)で読み込むことができた。
 その代わり、今回のような縦書き段組機能を使っていると、レイアウトがズレたり変なコントロール文字が挿入されていたりするので、完璧な変換は期待できない。

 最終的に「リッチテキストコンバーター20」でもワープロ実機でも読み込めなかったフロッピーディスクは、無視するか、諦めるか、あるいは1枚5千円くらいの有償変換サービスへ依頼するか、の判断をすることになる。
 今のところ、全く読めなかったのは 2~3枚くらいだったけど、ラベルが貼られていなかったものと、ラベルに×印が書かれているものだけなので、諦めることにする。

古いワープロ専用機(Panasonic FW-U1V703F2X)のフロッピーディスクドライブを追加修理

 3日前に、ワープロ専用機(Panasonic FW-U1V703F2X)のフロッピーディスクのAドライブのゴムベルト交換修理の結果が良好だったので、Bドライブも交換することにした。
(「古いワープロ専用機(Panasonic FW-U1V703F2X)のフロッピーディスクドライブを修理してみた」記事を参照)
 その後すぐに交換用ベルトを注文して、昨日届いた。
 前回と同様の手順で分解し、もう片側のフロッピーディスクドライブ(Bドライブ)のネジを外す。

 開けてみたら、やはりこちらのドライブも、ゴムベルトが伸びきっていた。これじゃぁ空回りするのも納得だ。

 外側のゴムが取り外した古いもので、内側が新しいゴムである。こんなにも伸びるのは驚きだ。

 新しいゴムは、力を入れて引っ張らないと、元どおりにはめることができない。
 力を入れて引っ張ったら切れそうになるので心配だったけど、あんなに伸びきっても切れなかった古いゴムを見れば、そんな心配は無用になる。

 手で回してみてみてもしっかり回転が伝わるので、修理完了である。

 ところでこのBドライブは、一体何に使うのだろうかと思ったら、文書変換等の拡張機能を使う時以外は特に使わないらしいので、壊れたままでも問題なかったのかもしれない。
 でも壊れたままだと気持ちが悪いので、修理したくなってしまったのだ。

 ちなみに、Bドライブが治ったことで、文書変換機能が使えるようになったが、変換できる先は同じメーカーの「U1Pro」シリーズ形式だけだった。
 紙に印刷してPDF化できているので、わざわざこの変換機能は使う必要がなくなった。
 この「U1Vシリーズ」だけが独自仕様だったから必要な機能だったのだろう。

 この機種で保存したフロッピーディスクは「リッチテキストコンバーター20」で読み込んでも認識しないが、この変換機能を使って別のフロッピーディスクへ書き出せば、「U1Pro」用の文書として認識できるようになるらしい。
 そう考えれば、ジャンク品として処分するのはもったいない。
 本当に必要としている人へ譲渡するか、あるいは、文書変換サービスを請け負うか、どちらかの機会が訪れるまで大切に保存しようと思う。

「リッチ・テキストコンバーター20」(アンテナハウス製)のソフトを手に入れた!

 ワープロ専用機で作成された約100枚のフロッピーディスクを目の前にした時、これをどうすればよいだろうかと、最初は途方に暮れた。
 「まぁ、何とかなるだろう」という盲信のもとに、方法を模索してみたら、本当に何とかなりそうな状況になってきた。
 昨年12月22日の記事「ワープロ専用機のフロッピーディスクを変換したい」の記事のとおりに大雑把な計画を立てたことで、プロジェクトは始まった。
 「リッチ・テキストコンバーター」のソフトがあれば一発で解決しそうだけれども、そう簡単にはいかなかった。
 そもそも、そのソフトが10年くらい前に発売中止で入手困難であるのと、動作に必要な、指定の3モードフロッピーディスクドライブも入手困難である。
 しかも、対応していないワープロ機種もあるので、それは実機を手に入れないと読み出すことができない。
 Panasonic FW-U1V703F2X は、対象機種ではないので実機を手に入れて、フロッピーディスクドライブを修理して、読み出して印刷するのに成功した。

 「リッチ・テキストコンバーター」は、ヤフオクで調べたら、ものすごい ボッたくり価格になっているものが販売されているだけなので、なるべく避けたかった。
 メリカリで探してみたら、4万円のものが売られていたけど、ソフトの定価は 34,650円なので、やはりそれ以上では買いたくない。
 お正月にそんなことを考えていたら、1月3日、メルカリで「リッチ・テキストコンバーター20」が送料込み 20,000円で売りに出されているのを見つけたので、即買いした。
 昨日、ソフトは無事に届いたが、ソフトの動作環境が Windows98がNGだったので、Let’s Note A77 の3モードドライブが使用できない。
 「リッチ・テキストコンバーター20」の動作環境は、WindowsXPとVISTAの時代のものであり、Windows7以降だと動作はするがワープロ専用機の変換では問題が出る可能性があるらしい。
 そして、先日手に入れたパナソニック製の外付けUSBフロッピーディスクドライブは、動作対象外になっていた。
 ソフトの説明書を読んでみると、内蔵フロッピーディスクドライブがあるNEC製のPCだと、確実性が高いらしい。

 実は1台、古いNEC製のノートPCが1台眠っていることに気がついた。これは妻が以前使っていた「NEC製 LAVIE LL550/5D」という機種で、20年くらい前の機種である。
 たしかOSは WindowsXPで、フロッピーディスクドライブも付いていたはずだったので、期待が持てる。
 さっそく昨晩、このノートPCを引っ張り出してきて設置し、電源を入れてみたら、WindowsXP が無事に立ち上がった。
 「捨てないでよかったぁ!」と、本音で思った。
 既にサポートが終息しているOSだけど、インターネットに接続しないでオフラインで使うだけならば何の問題もない。
 これでようやく。「リッチ・テキストコンバーター20」がインストールできる環境が整った。


 さっそくインストールを始める。CD-ROMをセットすると自動起動でインストールメニューが出てくる。


 最初にユーザー名とシリアル番号を入力する。正しいシリアル番号を入力しないと次に進まない。

次に「ワープロ専用機ディスクを変換する」を選択する。

NEC製のPCの場合は、ここでチェックを付ける。


こういう選択肢があるということは、NEC製のPCに特別な配慮がされているのだろうと推測できる。

次に、機種名の選択肢が出てくる。「PC-LL5005D」が選択できる。

インストール場所はデフォルトのままの方がよいだろう。

WindowsXPの場合は、このような警告画面が出てくるので「続行」を選択する。

「PDFドライバ」と「動作判定ツール」も個別にインストールする。

ここでインストールするPDFドライバを使って、PDFファイルへ変換する方が、最も想定どおりの動きをしてくれるのだろうと期待する。

さて、実際にソフトを起動して、変換を初めてみると、操作はとても簡単だった。
最初にフロッピーの「判別」をすると、ワープロの機種名を自動判定して、ファイル一覧を表示してくれる。
全てチェックして、変換先ファイルの種類を選択する。今回はPDFを選択する。
「選択したフィイルを変換」というボタンを押すと、次のような確認画面が現れる。
ここで「自動」を押すと、まとめて変換してくる。

あとは、これを繰り返せばよい。フロッピーディスクなので読出時間は遅いが、放ったらかしで待っていればよいので、それほど手間はかからない。

今回「リッチ・テキストコンバーター20」というすばらしいソフトが手に入ったことで、本来ならば 1枚あたり5千円 × 100枚 = 50万円くらいかかるはずのところを2万円くらいで実現できたことになる。

ワープロ専用機というのは実は、いまだに、現役で使われているらしい。
学術、宗教、司法、税務 等で、故人が使っていたものが貴重な証拠になるケースもあるし、そのまま受け継いで更新されているケースもあるらしい。


フロッピーディスクにしても、デジタル遺品として復元を試みられる機会もある。
1枚あたり5千円くらいで変換してくれるサービスがあるのはとてもありがたいけど、非営利の用途では現実的ではないので、諦めて破棄してしまうケースも多いと思う。
それならば・・・・・100枚あたり5万円くらいで請け負うサービスをやってもいい。
その代わりに・・・何らかの条件付きにはなるけれども、それでも諦めずに復元してほしい、というエールを送りたい。

作業の対価は、その場限りの「金銭授受」だけに限定して考える必要はない。
今すぐにまとまったお金は用意できないけれども、どうにかして絶対に「内容を読み出して保存したい」という価値のあるコンテンツがある、というケースならば、何とか実現する道はあると思う。
とにかく、今後もワープロ変換を行う機会が出てきそうなので、この環境は温存しておこうと思う。

古いワープロ専用機(Panasonic FW-U1V703F2X)のフロッピーディスクドライブを修理してみた

 先日、ヤフオクで約1,500円で入札したワープロ専用機(Panasonic FW-U1V703F2X)を設置してみた。

 電源を入れるときちんと画面が付いて、キーボード入力もできる状態だが、フロッピーディスクを入れても空回りする音がするだけで、読み込まずにエラーになる。
 Panasonicはゴムベルト方式なので、30年以上経っていれば、ほぼ確実にゴムが劣化していることは想定済みなので、あらかじめ交換用のゴムベルトを購入している。
 フロッピーディスクが読めなければ何もできないので、フロッピーディスクドライブのゴムベルトを交換することにした。

 まず裏面にあるネジを7個、外す。約3cmもある長いネジだった。

 そのまま上カバーを持ち上げて外そうとしたら、後面の右側が固定されていて、外せない。
 ダイヤルノブの部分が突っ掛かっているようなので、それを取りはずしてから上カバーを持ち上げる。

 ディスプレイ用の細いケーブルがつながったままだけど、これを外すのは難しそうなので、このままにしておく。付けたまま作業する。


 まず、印刷ユニット部を取り外さないとフロッピーディスクドライブまで辿り着かないので、これを取り外す。
 印刷ユニットを取り外すと、フロッピーディスクドライブが2基現れた。文書を読み書きするのは、右側にあるAドライブである。

 このまま上蓋のネジ4箇所を開けてみたら中身が現れたが、ゴムベルトはこちらの面にはなさそうなので、そのまま閉めた。

 ドライブごと取り出さないと作業ができないので、ネジ4箇所を外して、持ち上げてみる。


 ところが固くてなかなか外れないので、隣の電源ユニットをネジを2箇所外して取り外すと、作業がやりやすかった。

 下側のマウントベースを外す必要があるので、側面のネジ4箇所を外す。

 すると、ゴムベルトが現れた。やはり緩んでいた。指で回してみても空回りする。

 内側は新しく買った交換用のゴムベルトで、外側が取り外したゴムベルトである。
 こんなに伸びきっていては、回転が伝わるはずがない。

 新しいゴムベルトをはめて、手で回してみたら、正常に回るようになった。

 修理完了なので、今までと逆の手順で、元に戻した。

 ワープロ専用機のインクリボンは既に製造中止になっていて、amazon等で高額で販売されているが、私はビックカメラで普通の料金で(990円)買った。
 この機種は「共通Wタイプ」というインクリボンが適合するとのこと。

 電源を入れて、この2枚のフロッピーディスクの内容を読み込んでみたところ、成功した。

 印刷もやってみたが、下の方が少しかすれているが、無事に印刷することができた。

 フロッピーディスクに入っていた文書は少なかったので、全部印刷しておいた。

 今回は、Aドライブのみ修理してけれども、どうせならBドライブの方も修理しておこうと思う。
 後で、ジャンク品としてオークションかフリマで処分するにしても、フロッピーディスクドライブが生きていれば、価値は上がるはず。
 少なくとも、ゴムベルト代の原価以上で譲渡したい。

マウスコンピューターのノートPC(MB-S145S-CT)のバッテリー膨張

 5年くらい前にコストコで購入した、マウスコンピューターの薄型ノートPC(MB-S145S-CT)が先日突然、キーボードが反応しなくなった。
 よく見ると、キーボードが下から押し上げられて盛り上がっている。
 タッチパッドの方はさらに盛り上がっているが、動作には問題なかった。
 これはおそらく、バッテリーが膨張して盛り上がってきたのだろうとすぐに推測できた。
 iPhone等でもバッテリーが膨張して画面が割れたのを見たことがある。
 さっそくマウスコンピューターへ電話してみると、バッテリーの修理に2万円近くかかくらしく、しかもキーボード交換が必要になるとさらに高額になるので、買い換えも検討した方がいい、とのことだったので、修理は一旦断った。
 こういう時は、まず交換用のバッテリーが安価に入手できるかどうかを調べて、入手できるならば自分で交換してみれば、安く済ませることができる。

 さっそく amazon等で調べてみたが・・・この型番のノートPCに対応するバッテリーは見つけることができなかった。どうやらこれは、コストコ専用モデルなので、異質だったらしい。
 バッテリーの型番さえ特定できれば見つかるかもしれないので、結局分解することにした。もうこの時点で、メーカーのサポートは受けられなくなるけど、受ける必要がなくなったので問題ない。

 さっそく、ノートPCを裏返してネジを12個外し、カバーを開けようとした。


 前面部分は、バッテリーがパンパンに膨らんだ状態だったので、ネジを外しただけで自動的に大きく開いた。が、後面部分は、ピッタリくっついていて開かない。


 インターネットで「マウスコンピューター ノートPC 分解」等のキーワードでいくつかのページを参照したら、どうやらキーボードの下にネジが隠れているらしいことが分かった。
 キーボードは固くて外れないが、裏側にある穴から小さい棒で押し上げるらしい。キーボードの前面のツメが引っかかっているので、押し上げて反らせて外す。


 キーボード下のネジ3個を外したら、裏蓋が簡単に外れた。


 バッテリーのネジを外して取り出すと、型名が書かれていた。このバッテリーは「N130BAT-3」という型名だった。


 さっそくAmazonで「N130BAT-3」を検索してみると、いくつか出てきた。安いもので 6,800円、高いもので 12,000円くらい。今回は安いのを買った。
 おそらく交換すれば治るだろうけれども、数年後にはまた膨張するのかもしれない。
 ノートPCを買う時はなるべく、バッテリーが外部から脱着できるタイプのものを選んだ方がよい、と思う。

「くりっく365」「くりっく株365」の時系列データの自動ダウンロード

 東京金融取引所の「くりっく365」「くりっく株365」は、リアルタイムではないけど時系列データを、ホームページから自由にダウンロードすることが可能になっている。
 ブラウザ上で対象銘柄や項目のチェックボックスを1個ずつクリックして、日付範囲をプルダウンで選択していき、ようやく画面表示できるというシステムなので、操作はかなり手間がかかる。
 私はそれを自動化するために、項目選択ができている状態の POST形式の送信リクエストを生成し、Curlコマンドで接続する、という方法を採っている。
 でも時々、予告なしに仕様変更されたり銘柄が変動することがあるので、それに対応していく必要がある。2022年4月に対応したばかりだが、2024年9月にも大きな変更があった。
 2024年9月の変更では、POST形式の送信がエラーになるようになった。GET形式でURLに混ぜ込んで送信しないとうまくいかない。
 また、存在していない銘柄、たとえば9月に新規上場された「日経225マイクロ」の2024年版 等を指定すると、リクエスト全体がエラーになってしまう。
 項目自体に変更はなかったが、このような仕様変更があると、データの自動取得が失敗するので大変である。

 「日経225マイクロ」は、「日経225」と価格はさほど変わらないのだから、分析用としては要らないのかもしれない。
 でも、やはり細かい値動きは微妙に異なるのかもしれない。
 最新チャートだけは、やはり実際に取引する対象銘柄の本物の数値を使った方がよいと思う。

 私の自作ツール「銘柄選定用トレードシグナル・サマリー」の「くりっく365&株365」版のページを再開するので、「日経225マイクロ」も追加しておいた。

Windows10で動作する3モード対応フロッピーディスクドライブ

 往年のPC-9801シリーズで作成されたフロッピーディスクを読み出すため、
USB接続の3モード対応フロッピーディスクドライブ(Panasonic製 CF-VFDU03)を
昨年末にAmazonで購入した。
 お正月中に届いたので、さっそく何枚か試してみることにした。
 Windows10が動作するPCにUSB接続したところ、すぐに認識してエクスプローラにAドライブが現れた。
 1.44MBフォーマットのフロッピーを入れたら問題なく読み込めた。
 次に、PC-9801用の一太郎で作成されたと書かれているフロッピーをかけたら・・・これも問題なく読み込めた。
 3モード用のドライバを追加インストールする必要はなく、普通に読み込めた。

 フロッピーディスクドライブは、今はもう必要ないけれども、故人の遺品整理等で必要になる可能性があるので、とっておこうと思う。

昔のノートPC(Panasonic Let’s Note CF-A77)リカバリ後のWindows98プロダクトキー

 昔のノートPC(Panasonic Let’s Note CF-A77)のハードディスク交換作業は無事に完了して、リカバリCDを使って工場初期状態に戻すことができた。
 が、購入時におそらく添付されていたはずの、Windows98のプロダクトキーが書かれた紙を紛失していたために、OSを起動することができなかった。
 Windows98の時代はまだ、ライセンス認証が始まっていなかったので、インストール時に入力するプロダクトキーの入力が唯一の認証方法だった。

 その後、インターネット上を探しまくったら、プロダクトキーのリストをいくつか入手することができた。
 10個以上入力したけど全部ハズレだったので、これで最後にするつもりで、どこかの掲示板サイトらしいところで載っていた番号を入力してみたら・・・・・当たりが出た。
 ちなみにその番号リストは、次のとおりである。

K4HVD-Q9TJ9-6CRX9-C9G68-RQ2D3
VD4WG-Y998T-3MGWX-GPW2Q-3QVC8
MHXB7-9QFDG-XJCJF-9W3CX-FVPT4
H6MDM-4FDG6-BDRHD-3Y986-DJPKW
DTPC6-B3Y9F-RKYGH-BFX4D-2472C
FT9CH-XVXW7-7BFCM-RPR49-VDHYD
H6MDM-4FDG6-BDRHD-3Y986-DJPKW
CCV3J-YJTX3-CYJXK-QT2V6-43DXX
VW8X8-M497Y-6BB78-GG76V-978XP
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上記の番号を上から試していったところ、4番目の
H6MDM-4FDG6-BDRHD-3Y986-DJPKW
が当たりの番号だった。

めでたく、Windows98が立ち上がった。


この時代のソフトを動かすのに、このPCはきっと役立つだろう。
せっかくハードディスクを交換したのだから、動態保存して、いつでも使えるようにしておこう。

昔のノートPC(Panasonic Let’s Note CF-A77)のハードディスク交換作業

 昔の PC-9801シリーズの一太郎シリーズで作成されたフロッピーディスクが何枚かある。
 それを読み出すには、3モード対応のフロッピーディスクドライブが必要になるのだが・・・
 25年前に買った昔のノートPC(Panasonic Let’s Note CF-A77)は、3モード対応に対応していたはずなので、それを使うことにした。
 およそ20年ぶりに電源を入れてみたら・・・起動しない! 

 CD-ROMドライブは大丈夫そうだけど、BIOS設定を見ると、ハードディスクを認識していないようである。
 仕方ないのでAmazonで交換用のハードディスクを探してみたら、80GBのものが3,000円くらいで売っていたので、即買いした。
 この時代のハードディスクは、SATAではなく、UATA( UltraATA )で、しかも120GB未満でないと認識しなかったはずである。
 昔のノートPCも、やむにやまれぬ理由で使用する機会があるのだから、このような旧時代のパーツが現役で売っているのは非常に助かる。

 そして翌日、さっそくハードディスクが届いた。
 交換作業を始めようと思って、インターネット上で情報を探したが、すでにホームページが閉鎖されていて、断片的な情報しか見つからない。
 どうやら、たかがハードディスク交換でも、この機種(CF-A77)は、かなり面倒らしい。

 まず、ネジを外して、キーボードが付いている面の全面パネルを外すところから始まる。

ネジ5箇所とる


 ネジを5個とったけど、全く空く気配がない。
 CD-ROMドライブを取り外したら、新たに小さなネジが3個出てきたので、それを外すと、少しゆるくなった。でもまだどこかにネジがあるらしい。

ネジ3箇所とる


 もしかして・・・と思って、キーボード部分だけをマイナスドライバーで引っかけて持ち上げてみたら、持ち上げることができた。


 メモリ交換は、この状態で、できる。


 が、ハードディスクらしきものが見当たらないので、もう少しインターネット上の情報を調べてみると、どうやらPCMCIAのスロットの裏面にハードディスクがくっついているらしい。
 PCMCIAのスロットを外すには、やはり全面パネルも外さないと無理である。
 よく見たら、全面パネルを固定していたネジが2箇所あり、PCMCIAスロットのネジも2箇所見つかったので、外した。


 小さな配線を外してスロットごと取り出すために、さらにネジを外す。

 裏側にハードディスクが固定されているのが確認できる。


 古いハードディスクはネジで固定されていたが、このネジが非常に固く、外すのに苦労した。小さなドライバーなので、強い力を掛けるとドライバー側が壊れてしまう。


 どうにか交換して、全面パネルを取り付けて電源オンしたら、ハードディスクが認識された。
 リカバリーディスクをCD-ROMから起動させて、工場初期状態へ戻すことができれば、Windows98は起動できるだろう。
 そしてリカバリーは成功し、PCを起動してみたら、Windows98 が立ち上がった。


 ユーザー名を入力した後に、プロダクトキー25桁を入力する画面が表れた。
 何の番号を入れるのかと思って、手持ちの Windows98 のプロダクトキーを2~3個試してみたが、ダメだった。
 買った時に付いていた、プロダクトキーが印刷されていた紙を紛失していたことに気がついた。
 この時代はまだ、マイクロソフトのライセンス認証は無かったので、プロダクトキー入力さえ通れば、前に進めるはずである。
 インターネットで検索すると、プロダクトキーの実番号がいくつか出てきたので、ひととおり試してみたが、全部ダメだった。
 私が保存していた Windows98 はアップグレード版だったので、CD-ROMからのブートはできなかった。
 他にも、WindowsME や WindowsXP もあったけど、インストールができなかった。

 もうこうなると、新規で WIndows98 を入手して、CD-ROMからのクリーンインストールするしかない。
 3モードドライブのためだけにこんな苦労をするのなら、3モードドライブを手に入れた方がてっとり早い。
 そう考えてAmazonで検索したら、中古品がいくつか出てきた。Panasonic製が3,980円で出てきたので、これを買うことにした。

ワープロ専用機のフロッピーディスクを変換したい

 今、目の前に、ワープロ専用機で保存された大量のフロッピーディスクがある。
 フロッピーディスクドライブはUSB型のものがあるので、読み込みはできるかもしれない。
 でも、内容を読めるかどうかは分からない。
 とりあえず、テキスト文字だけ読み出せればいいという前提で、何とかならないだろうか?

 10年くらい前ならば、アンテナハウス製の「リッチ・テキスト・コンバーター」というソフトが売っていて、それを使えばPCで読み出すことも可能だった。
 けれども今では販売中止となり、中古市場でも入手困難になっている。
 代替え手段として、有償で変換作業を請け負ってくれるサービスはあるけれども、1枚あたり数千円もするので、大量にある場合は、ものすごい金額になる。
 そもそもフロッピーディスクも、日本独自のフォーマット(1.2MBや640KB)だと、3モード対応のフロッピーディスクドライブでないと読み込みすらできない。
 さあ、どうしたらよいだろうか?

 私の場合、古いパソコンをいくつか保存している。
 まず、PC-9801ns という35年くらい前の初期型ノートパソコンも保有している。こちらはフロッピーディスクは壊れていたはずなので、今回は役に立たない。
 1999年に購入したパナソニック製のノートPC「Let’s note A77」ならば、3モードFDDが付いていたので、これが動けば読み出せるかもしれない。
 このPCは、Windows98 の時代だったので、USBポートではなく PCMCIAスリットが付いていた。
 コンパクトフラッシュメモリをかLANを経由して、ファイルを移動できれば合格である。

 最終的に、PCのプレーンテキストファイルまで変換できれば成功だが、そのための手段はいくつかある。
 (1)費用をかけて専門の有償変換サービスへ依頼する
 (2) 「リッチテキスト・コンバーター」ソフトを入手する
 (3)ワープロ専用機の実機を中古で入手して、変換または印刷する

 この中で、
 (1)が最も確実だけど非常に高価なので、他の方法でどうしてもギブアップしたものだけに限定せざるを得ない。
 (2)は現在入手不可なので、フリマやオークションを探すことになるが、どれも高額な値が付けられているので、できれば避けたい。
 (3)は、状態の良い完動品は数万円もするので現実的ではない。ジャンク品をいくつかあたってみるしかない。
 機種が1種類ならばよいのだが、複数機種ある場合は、全種類揃えなければならないので、これも課題が多い。

 ということで、これから、上記3つの手段を組み合わせて、貴重なワープロ文書を変換してみようと思う。
 今、手元にあるのは100枚くらいで、ワープロ専用機は、2メーカー(パナソニックと東芝)4機種で保存されたものである。

 他にも、一太郎とクラリスワークスのものがあったが、これはPCで読み出すことができる。
 クラリスワークスは、MACエミュレーター「Basilisk II」で読み出せそうである。
 
 まず第一弾として、ワープロ専用機の1機種、Panasonic FW-U1V703F2 をヤフオクで 1,500円くらいで入札してみた。
 ここから、データ変換作業の長旅がスタートする。
 きっとうまくいく、と確信できている。

アダムスキー「宇宙船の内部」の書籍で1行欠落している箇所

先日、アダムスキー「宇宙船の内部」対訳サイト を公開した。
https://adamski.jp/inside_the_space_ships/

これは、新アダムスキー全集第1巻「第2惑星からの地球訪問者」の
第二部「驚異の大母船内部」の部分だけを抜き出したものであるが、
もともとは独立した書籍「Inside The Space Ships」である。

この対訳サイトは、
久保田八郎先生が翻訳した日本語のセンテンスに対して、
英語原文を1行ずつ対比表示させたものであるが、
気になる単語や表現を調べるのに、欲しかった機能である。

これを作っている過程で、いくつか誤字・脱字を見つけたが、
文が1行まるまる抜けている箇所も、いくつか発見している。

よーく読めば、日本語として意味がおかしいのは分かるが、
サラサラと読んでいたら、普通は気づかないかもしれない。

とりあえず4箇所を発見したので、以下に載せておこう。
これはすべて、久保田先生の訳が抜けていたのではなくて、
あくまでも書籍にする段階で欠落したものと思われる。

訳50年前の「日本GAPニューズレター」掲載の初訳では、
きちんと訳されていたからである。
今回は、その当時の訳文をそのまま採用する。

■ページ 166

■ページ 324

■ページ 325

■ページ 328

プロバイダのSMTPサーバー経由で独自ドメイン名のメールアドレスを使うためのSPFレコード設定

最近、@gmail.com のアドレスを持つ人へのメールがエラー返送されるようになってきた。
メールアドレスの Fromのアドレス名が信頼されていない、というような理由らしい。
前に、何かのブラックリストにIPが登録されてしまった時に、そんなこともあったけれども、今回は該当しない。

よくよく調べてみると、Gmailでは昨年あたりから、
FromのメールアドレスがSPF認証 または DKIM認証 が設定されていないと着信を拒否する仕様になっていたらしい。

そしてこの流れは、Gmailだけでなく、Outlookやプロバイダのメール等でも同様になりつつあるらしい。

ちなみに私は、独自ドメインのメールアドレスを使っているが、SMTPサーバーは接続プロバイダのものを使っている。

なりすましメール対策ということなので、
プロバイダのSMTPサーバーを使うのならばそのプロバイダのドメインのメールアドレスを使うのが普通で、ぜんぜん違うドメインのメールアドレスを使えば「なりすまし」だと判断されることになってしまったらしい。

なので、どうしても独自ドメインのメールアドレスを使いたければ、
そのドメインのDNSサーバーにSPFレコードを設定して、
プロバイダのSMTPサーバーを登録すればよいことになる。

私が使っているプロバイダは NURO光 で、SMTPサーバーは「mail.so-net.ne.jp」を使っているので、これを設定する必要があるけれども、具体的にはどう設定すればよいのか、なかなか分からなくて苦労した。

最初、
「v=spf1 +a:mail.so-net.ne.jp ~all」
というふうに設定してみたら、ダメだった。

「v=spf1 include:so-net.ne.jp ~all」
というふうにも設定してみたけど、ダメだった。

いったいどれが正しい設定方法なのか?
たくさん模索しながら試してみたけれども、どこにも設定情報が見つからない。

結論からいうと、So-netの場合、次の5つを設定に加えてみたら、うまくいった。
おそらくこの中のどれか1つが当たりで、ハズレも含まれているかもしれない。

include:a.spf.so-net.ne.jp
include:b.spf.so-net.ne.jp
include:c.spf.so-net.ne.jp
include:d.spf.so-net.ne.jp
include:a.spf.nuro.jp

私がこれを調べた方法は、Windowsのコマンドプロンプトで、

nslookup -type=txt so-net.ne.jp

と入力したら、

“v=spf1 ip4:202.213.234.0/24 exists:%{i}.spf.so-net.ne.jp include:a.spf.nuro.jp include:spf-bma.mpme.jp include:spf-rmb.mpme.jp include:amazonses.com ~all”

という情報が出てきたので、
「spf.so-net.ne.jp」というキーワードで検索したら、
上記のようなアドレスの設定例が出てきたので、やってみたらうまくいった。

同様に、もう一つのプロバイダメール「smtp.nifty.com」も

nslookup -type=txt nifty.com

と入力したら、

“v=spf1 include:spf-03.nifty.com include:spf-04.nifty.com include:spf.ess.nifcloud.com ip4:116.83.186.110 ip4:118.67.109.25 include:ccmp.nifty.com include:amazonses.com ip4:116.83.188.150 ip4:124.24.59.16 include:spf.hosting.nifcloud.com”

という情報が出てきたので、
最初の2つ
include:spf-03.nifty.com
include:spf-04.nifty.com
を加えてみたら、うまくいった。

将来これが変更・追加された時には対処しなければならいけれども、
とりあえずは、SPFの件は、対処できたと思う。

iPad mini5のフロント液晶パネル交換をやった

先日、iPad mini5 の画面の左半分が白くなってしまった。
おそらく、どこかで踏まれて圧迫されたらしいけど、
明らかに、液晶パネルを交換しないと治らない症状である。

丸4年使っているので修理は現実的でないし、
スマホの修理屋さん(スマホスピタル、アイサポ 等)でも
27,000円くらいが相場なので、どうしようか? と考えた。

そこで、自分で修理すればもっと安くできるのでは?と思って
Amazonで交換用の液晶パネルを探してみたら、
14,000円くらいで売っていた。
これでできるなら自分で修理しよう!と考えた。

自分で本当に修理できるのか?という不安は、なかった。
YouTubeで「iPad mini5 修理」と検索すれば、
分かりやすい動画がたくさん出てくるし、

私は、5年前に、初代 iPad mini の液晶交換を経験済みだし、
iPhoneの液晶交換やバッテリー交換もやった経験があるので、
全くのシロウトというわけではないからである。

(参考)「iPad mini のガラス交換作業について」(2018/4/14 の投稿)

で、さっそくAmazonで、中国製と思われる交換用液晶パネルを買ったら、翌日に届いた。


安いので、不良品のリスクはあるけれども、まずはやってみることにした。

まず、動画解説を何本か見て、修理の手順について、イメージを掴んでおく。

苦労しそうなのは、ホームボタンの移植 である。

最初に、ドライヤーで暖めながら、フロントパネルを外す作業があるけど、前回はこれに苦労した。
でも今回は、たっぷりと時間をかけて丁寧にやることにしたので、大丈夫だった。

そして、フラットケーブルを取り外す。

フラットケーブルがハズレれば、フロント液晶パネルを取り外すことができる。

ここからが一番の難関で、取り外した液晶パネルから、ホームボタンを取り外す作業である。

接着してあるケーブルとカバーを取り外したら、いよいよホームボタンそのものを取り外す。
白いリングをくっつけたまま取り外すのがコツだ、という事前知識があったので、そのようにした。

取り外したホームボタンを、新しく購入した液晶パネルに取り付ける。
今間の作業の逆をやればよい。

ホームボタンの位置あわせ が重要になるけれども、元のとおりにつければ問題ないだろう。

新しい液晶パネルにホームボタンを付け終わったら、細長い両面テープを接着面に貼りめぐらせる。

そしたら、あとは、閉めるだけ。

不安ならば一旦動作確認してからの方がよいけど、私はやらずに閉めてしまった。

電源を入れてみたら、液晶はきちんと表示されたし、ホームボタンもきちんと動作した。

タッチ動作もぜんぜん問題ない。

液晶がなんとなく青みがかっているけれども、中国製の安物だから仕方が無い。

最後に、フロントパネルをきちんと接着させるために、クリップでとめておくことにした。

前回(2018年)初代iPad mini を修理した時は、もうこりごりだと思ったけど、
その時の経験と自信があったおかげで、今回、安上がりで修理することができたので、
経験を有益に活かすことができたと思う。

今後、目安としては、1万円台で修理が可能ならば、業者に依頼すると思うけど、
2万円を超えるようなら自分でチャレンジしてみるかもしれない。

自分にちょっとした技術があれば、安上がりにできる可能性があるので、選択肢が増える。
めんどうくさければ、あえて自分でやらなくてもいいし、
気分転換に試しにチャレンジしてみることだってできる。

豊富な YouTubeの解説動画のおかげで、チャレンジの心理的ハードルが下がるは、よいことだと思う。

ポケモン・ゲーム(Nintendo Switch版)の「タイプ相性表」の再整理

ポケットモンスターSV(スカーレット・バイオレット)他、
任天堂Switchまたは3DSで動作するポケモンゲームのバトルにおいては、
次のような「タイプ相性表」というものがある。

頭のいい人は、この表を暗記していて自由自在に使いこなすけど、
これがなかなか頭に入りづらく、勘違いして覚えていることも多々ある。

たとえば、でんき は くさ に効果バツグンなので、
その逆もそうかといえば、違っていたりする。

なので一度、攻撃側と防御側にわけて、
それぞれの立場で分解してまとめてみた。

<攻撃する側の立場から>

<防御する側の立場から>

単純に、数値計算だけで比較すれば、
「はがねタイプ」が圧倒的に弱点が少ないけれども、
相性の良いポケモンの出現率やストーリーに左右されるので単純ではない。

このタイプ相性表は、
スマホアプリの「ポケモンGO」でもほぼ適用できるけれども、一部異なる。

たかだかゲームのためにそんな分析をやって時間の無駄だろ!
等と考える大人もいるかもしれないけれども、
そういう人は、自分のメイン仕事に対しても、
同レベルの考え方で取り組んでいるのかもしれない。

いい仕事をしている人は、自分の仕事に関して、
ポケモンのタイプ相性のような「強み」「弱み」を、
「お客様」や「商品・サービス」ごとに分析して、
タイムリーな行動をしていく習慣ができているのだと思う。

受験勉強だって、資格試験だって、就職活動だって、起業活動だって、
うまくやるコツ、の本質の根っこ部分は同じものである。

こんなふうな「まとめ」の作業に、人工知能(AI)を活用すれば
ほぼ自動的に、完璧な仕事をしてくれるかもしれないけれども、

「そこに、何の価値を見いだして、応用していくか?」

という課題解決は、永遠に「人間の仕事」であり続ける。

仕事はゲームであり、ゲームは仕事である。
そしてゲームは、人間がする仕事であり続ける、

と、私は考える。

ノートパソコン(NEC Lavie NS700/JAB)を自分で修理してみた

数年前、息子用に買ったノートPCが、壊れてしまったようだ。
使用中に、いきなり何の前触れもなく、電源がパチンと切れてしまう。
ブルー画面も何も出ず、何が原因なのかさっぱり分からない。

メモリ診断などをいろいろやってみたけれど、問題なし。
AC電源をつなぎっぱなしなので電源は問題ないはず。
BIOS画面や、UEFIの修復画面等では絶対に電源は落ちず、
Windowsが動作している間だけ、電源がパチンと切れる。

この他、故障ではないけれども、
キーボードのキーが1個([L]キー)破損している。
同じ大きさの他のキーボードから取ってきても、微妙に形が合わない。

メーカー(NEC)に有償修理を頼むと、
キーボードの交換だけで5万円以上するし、
電源がパチンと切れるといえば全体交換で5万円以上するし、
バッテリーも交換すると3万円くらいするし、
結局、新しいPCを買った方が安くなる計算になる。

そこでまず、バッテリーを交換してみて、電源パチンが治るようならば
他の修理をしてみようと考えた。

バッテリーは正規修理を頼めば3万円以上するらしいけれども、
パーツを買ってくればもっと安く済む。
ヨドバシドットコムだと1万5千円くらいで売っていたけど、
Amazonだともっと安いものが売っていて、5,000円くらいのを買ってみた。
上が購入した新しいバッテリーで、下が取り外したバッテリーである。

さっそくバッテリーを取り替えてみると、
電源がパチンと落ちる事象はすっかり解消した。
AC電源をつないでいても、バッテリーが0%だとダメらしい。

次にキーボードだけど、
ヤフオクで、ちょうど同じノートPCの型番に合う「交換用キーボード」が
1,200円即決で出品されていたので、それを購入した。

ついでなので、ハードディスクではなくSSDに交換しようと思って
500GBのSSDも購入した。

今日、それが届いたので、さっそく修理作業をしてみることにした。

参考にしたサイトは、こちらのサイトである。
NEC LavieノートNS700/JAの分解とSSD換装方法

とても分かりやすい画像だったので、このとおりにやったみた。

順番にネジをはずして、上部パネルをはずしていく。

上部パネルを外すと、ハードディスクが現れるので、これを取り出して、
代わりに購入したSSDを取り付けてる。

あとは、元の順番で、上部パネルをはめて、ネジをとめていく。

そして最後に、キーボードをはめれば修理完了である。

交換用キーボードは、オリジナルと少し色が変わっていたが、位置や形も同じで、動作も問題ない。

が、キーボードのベース板の大きさが少し違うので、本体にきちんと収まったが、
ネジの穴などもぜんぜん合わないので、上に置いてあるだけの状態で、グラグラしてしまう。

仕方がないので、あとで、両面テープなどで、固定しようと思う。

とにかくこれで、修理が無事に完了し、SSD化も実現することができたので、少しレベルアップした。
修理にかかった費用は、バッテリーが約5,000円、キーボードが 1500円(ヤフオク半額クーポン適用)て、
工賃は、自分でやったので無料だった。
そうやって節約した修理代で、SSDを購入して交換することができた。これは7,500円。

もし私が、このようなノウハウと技能をもっていなかったら、
メーカーに修理を依頼して10万円以上払うか、あるいは諦めることになったと思う。

このノートPCは、CPUが Core i7-8550U で、なかなか能力が高い方なので、修理する価値があった。
Windows11 を入れて、まだまだ現役で使えると思うので、大切にしたいと思う。

Windows Server の「記憶域」障害からのデータ復元(完了)

2週間前に発生した、Windows Server の「記憶域」障害は、
2週間経って、ようやく 復旧させることができた。

今回、障害にみまわれた仮想ディスクは、次の2つである。

 1.14TBのミラーボリューム(8TB×2台 + 6TB×2台 = 4台構成)
 2.6TBのシンプルボリューム(3TB×2台 = 2台構成)

結果は、
 1のミラーボリュームの方は、データを完全復旧できたが、
 2のシンプルボリュームの方は、全滅だった。

なぜ2週間も経ったかというと、
特殊なソフトを使って無理やり復旧させる過程で、
何度か失敗し、試行錯誤があったからである。

でも次に同じ障害にみまわれた場合に、
今回の経験は活かすことができる。

将来の自分が、今回の経験を活用することができるように、
このブログに、備忘録を残しておきたいと思う。

<障害の原因について>

起動ドライブのSSDのブート部分が損傷したことで
OSを再インストールしたが、バージョンの差異により、
(おそらく新しいバージョンのOSを上書きした)
「記憶域」の仮想ディスクの構成部分が上書更新され、
アクセス不能に陥った、という事象である。

「記憶域」を構成するシステム情報は、Windows OS ではなく、
対象のハードディスク内に記録されているはずなので、
OSを上書きインストールしても ディスク構成が変わらなければ
影響は受けないはずだ、というのが事前の知識だった。

事実、OSの再インストールの途中では、
「記憶域」の仮想ドライブは正しく認識されていた。

起動後、「Server Core(GUI無し)」を誤って選択していたことに気づき、
別のインストールDVDから、インストールをやり直した後、
Windowsの「記憶域」のディスクにエラー表示がされており、
再起動して Windows Update が適用されたら、
もうディスクがどこにも表示されなくなってしまった。

Microsoft社のドキュメントを見ると、
エラー内容は、次のものに該当するようだった。

———————————————————————————————————
ドライブの正常性状態:異常

認識されないメタデータ

記憶域スペースで認識されないメタデータがドライブで検出されました。
これは通常、ドライブに別のプールからのメタデータが含まれていることを意味します。
アクション: ドライブをワイプして現在のプールに追加するために、ドライブをリセットします。
———————————————————————————————————

ドライブをリセットするということは、データがすべて消失することを意味する。
つまり、正攻法では、解決手段がない、ということだった。

障害の原因については、このように分析しているが、
真の原因は、

「バックアップを完全にとっていなかったこと」である。

バックアップはとっていたが、バックアップ先も「記憶域」だったので、共倒れしてしまったことになり、意味をなしていない。
今回、復旧できなかった 6TBのシンプルボリューム の仮想ディスクがバックアップ先である。

<購入したもの>

・ソフト「ReclaiMe Storage Spaces Recovery」 40,060円
・ソフト「ReclaiMe File Recovery Standard」 10,709円
・内蔵ハードディスク 8TB 15,320円(税込)
・内蔵ハードディスク 10TB 20,400円(税込)
・内蔵ハードディスク 10TB 20,400円(税込)
・その他、変換ケーブル等

全部で約10万円以上の出費があったが、
他人に支払っただけで終わりの「費用」ではなく、
購入したモノが手元に残り、別用途にも活用できる資産である。

<データ復旧の経過>

いろいろと失敗&試行錯誤はあったが、
最終的に成功した手順は、次のとおりである。

このとおりにやれば、次回も復旧できるはずであるが、
「ミラーボリューム」になっていることが条件になる。

「ReclaiMe Storage Spaces Recovery」を起動し、
仮想ドライブを構成しているディスクを選択して「Start」ボタンを押す。
(対象とする仮想ドライブは1つだけにする)

解析結果が表示されるので、その結果が「Good」であることを確認する。
ここまでは、ソフトを購入しなくても、実行可能であり、
結果が「Good」ならば復旧できるのだから、40,060円で購入して先に進めばよい。
あるいは、もう一つのソフト「ReclaiMe File Recovery Standard」だけを 10,709円で購入して、部分的なリカバリ(ファイル救出)を試みるという選択肢もある。

先に進む場合は、「Save config」ボタン右の ▼印を押して、
「Save raw sectore-by-sector image file」をクリックすると、
ソフト購入後に画面表示される シリアル番号 の入力が済むと、
ディスクイメージファイル(拡張子 .img)の出力先を指定できる。

今回の場合、ディスクは 14TBのミラーボリュームで、実質 7.390 TBだったので、

1回目は、8TBのディスクを出力先に指定したけれども容量不足エラー
2回目は、10TBのディスクを出力先に指定したけれども容量不足エラー
3回目は、8TBと10TBをつなげた18TBのスパニングボリュームを指定してエラー解消

という経過をとったが、1回目と2回目は、まる1日かかり、3回目は2日くらいの時間を要した。

3回目で、約14TBのディスクイメージファイルが出力できたので、
それをマウントすれば復旧完了のはずだったが、
「ディスクイメージファイルが壊れています」のエラーが出て、マウントできなかった。
仕方なく急遽、「ReclaiMe File Recovery Standard」のソフトを 10,709円で追加購入し、さらにその出力用として、10TBのハードディスクを追加購入した。

「ReclaiMe Storage Spaces Recovery」ソフトから「Recover files」ボタンを押すと、
最初に選択した、「記憶域」対象ディスクからのファイル復旧を試みる。

最初はこの方法でやってみたが、復元対象ファイルとして、
見知らぬファイルやフォルダがどんどん表示されていく。
どうやら、過去に削除したフォルダまでもが対象になるらしい。
対象となるフォルダだけを選んで復元してみると、ファイル内容が壊れているものが多すぎたので、途中で処理を中断した。
時間ばかりかかるけれども、これでは役に立たない!

次に、マウントできなかった 約14TBのディスクイメージファイル(.img)ファイルを指定して、復元をしてみると、余計なファイルやフォルダは表示されなくなった。
そして、フォルダ単位で復元を試みると、壊れているファイルは皆無だった。

半日以上の時間を要したけど、ようやくすべてのファイルを 10TBハードディスクに復元することに成功した。

復元できた後は、
「記憶域」の仮想ディスクを再作成して、ROBOCOPYコマンドを使ってファイルをコピーした。
今度は、14TBのような大きなボリュームは作らずに、8TB と 6TB の2つのボリュームに分割した。
万が一、次回、今回の方法で復元することになった場合は、10TBのハードディスクが使えるからである。

今回の 10TBハードディスクは、現時点のバックアップとして、しばらくオフラインにして、保存しておこうと思う。

Windows Server の「記憶域」障害からのデータ復元(続き)

昨日、10TBのハードディスク(Seagate製)が届いたので、
さっそく取り付けてみて、

ReclaiMe Storage Spaces Recovery Softwareソフトでの、ディスクイメージ出力をやってみた。
ファイルは 7.3GBくらいなので、
さすがに10TBあれば余裕だろうと思っていた。

が、さきほど結果を見てみたら、
次のようなエラーで止まっていた。

約8TBある 拡張子img のディスクイメージファイルは出来ていたが、
マウントすると「ディスクイメージが壊れています」となって開けない。

どうやら、今回の「記憶域」は、8TB×2台 と 6TB×2台 のミラー構成なので、
全部で14TBあるので、それ以上の容量が必要だったらしい。

さすがに 14TB以上のハードディスクとなると、
16TBのものが約5万円もするので、もうきりがない。

仕方がないので、8TBと10TBの2台のハードディスクをスパンボリュームにして
18TBのドライブを作って再チャレンジするしかない。
外付けのハードディスクケース(LOGITEC製のガチャベイ)があるので、
それに2台入れて「スパニング」に設定すればよさそうだ。

でも、これをやるとなると、あと2日くらいかかるし、
次も別なエラーで失敗しないとも限らない。

もしかして、8TB×2台 + 6TB×2台 = 28TB ないとダメならば、
もう諦めるしかない。

と、こんなことを考えていたところ、
画面をクリックしたら「Recover files」というボタンが押せるようになり、
押したらいきなり、ソフトのダウンロード画面が出てきた。

どうやら、ディスクイメージの書き出しではなく、
ファイルを個別に修復するには、別のソフトがあるらしい。

ReclaiMe File Recovery Standard
https://www.reclaime.com/buynow.aspx

名前が似ていたので同じものだと思ったら、別売りの 別ソフト だった。
ダウンロードは無料で、24時間以上かけて書き出した
約8TBのディスクイメージファイル(.img)を読み込んだら、
フォルダ内容がツリー状に出てきて、個別に復元できるようである。

さっそく復元しようとしたら、購入ページが現れて、
この Standard版が必要だと表示された。

だまされた感はあるけれども、あと1万円くらいで修復できるならという思いで、
購入してシリアル番号を入れたら、復旧が進み出した。

このディスクイメージファイル(.img)は出力が完了しなかったものなので
100%復元することはできないけれども、優先度の高いファイルを
先に救出しておこうと思う。

ディスクイメージファイル(.img)の再出力を行うのは、その後にしよう。
それが成功したら、残りの全ファイルを救出しよう。
万が一またエラーが出たら、この「 ReclaiMe File Recovery Standard 」ソフトを使って、復旧しよう。

Windows Server の「記憶域」障害からのデータ復元が進行中

3日前、自社内の 仮想サーバー(Hyper-V)のメンテナンス中に
起動ドライブ(SSD)のブート領域が破損したことがきっかけで
Windows Server の「記憶域」のストレージがエラーとなり、
データが全く読み出せない状態が続いている。

Windows の「記憶域」は、RAIDよりも便利に、そして安価に、
安全なストレージ構成が組めるので、重宝していたけれども、
いざエラーになると全滅してしまう、という事実に直面した。

Windows の「記憶域」は本来、OSを再インストールしても、
元のハードディスクが全部元通りに接続されていれば、
壊れるはずがないのだけれども・・・

今回は、新しいバージョンのOSでブートしたりしたので、
構成が壊れてしまったらしい。

Windows の「記憶域」は、一般的なデータ修復ソフトは
対応していないので、特殊な修復ツールを使う以外に道がなく、
どうにか探し求めて手に入れたのが、次のソフトである。

ReclaiMe Storage Spaces Recovery Software
http://www.storage-spaces-recovery.com/

このソフトを起動して、まず最初に、
ディスクを選択してチェックをかけて、状態がよければ、
「Recover Files」ボタンを押すと、
ディスクイメージファイル(.img)に出力してくれるので、
そこからデータを救出すればよいことになる。

今回は、サイズが 約7.3TBだったので、
8TBのハードディスクを外付けでUSB接続し、
昨日の夕方に出力を開始した。

今日の夜、結果を見たら、99.9%のところで
ディスク容量不足エラーが出て失敗してしまった。

そんな些細な失敗を悔やんでいるヒマはないので、
迷わずにすぐ、10TBのハードディスクを Amazonで購入し、
明日、それを接続して、再チャレンジすることにする。

この件だけで、10万円近くの出費があったけど、
データが完全修復できるなら安いものである。

追加購入した暫定使用の 8TBと10TBのハードディスクも
このあとは、バックアップ用として活用すればよい。

ReclaiMe Storage Spaces Recovery Software
のソフトも、所有していれば、再び使用することができるけど、
できればもう2度と使う機会を訪れさせないように気をつけたい。

とにかくバックアップは、複数種類をとっておいた方がよい。
本当に大事なデータは、クラウドにも必ずとっておこうと思う。

高い授業料ではあるけれども、「失敗は成功のもと」なので、
失敗体験から得た教訓を自分の知的資産にすることができれば、
確実に「成功」に昇華させることができる。

自作のトレーディングツールは、システムメンテのため、今週いっぱいお休みします。

本日(3/26)、kabu.hosono.jp のサイトが入っているサーバーが
メンテナンス中にストレージ障害に見舞われ、回復までに
かなりの時間を要することが確実となった。

商用サイトではなく、あくまでも自己利用の実験サイトなので、
誰にも迷惑をかけるわけではないけれども、ちょっと迂闊だった。

具体的には、仮想サーバーの親機が起動できなくなって、
OSを上書きして起動はできるようになったけれども、
肝心なデータが収められているストレージに
全くアクセスできなくなってしまった。

ディスクが壊れたわけではないけれども、
Windowsの「記憶域」という機能で状態が「異常」のため、
何も読めなくなってしまっている。

こうなると、二重化していても共倒れなので、意味がない。
もちろんバックアップは残っているので復元可能だけれども、
100%ではなく、しかも毎日ではなかったので、内容が古い。

RAIDディスクを復旧してくれるサービスはあるけれども、
Windowsの「記憶域」は特殊なので、どうにもならなそうだ。

と思っていたら、そうやら復旧用ソフトは、あるらしい。

ReclaiMe Storage Spaces Recovery Software
http://www.storage-spaces-recovery.com/

という海外製のソフトで、消費税込みで、4万円を超えている。
でも背に腹はかかせないので、迷わずダウンロードしてみた。

さっそくソフトを起動してチェックしてみると、
状態は「軽度」なので、復旧できそうだ、と出てきた。

でも次のボタンを押すと、シリアル番号の入力を求められるので、
ソフトの販売ページからクレジットカードで決済し、
送られてきたシリアル番号を入力すると、次に進むことができた。

さっそくやり始めているけれども、
詳細チェックだけで、かなりの時間がかかる(数時間から数日)ので、
今日、明日で復旧できる見込みはなく、待つという選択肢しかない。

もちろん失敗のリスクもあり、
データが100%復旧できるかどうか分からないので、
ディスクのイメージ出力も行うとなると、
ほぼ元のデータ量と同等以上のディスク容量が必要そうなので、
でっかいハードディスク(8TB)も準備した。

今週やってみるけれども、結果はどうだろうか?
Windowsの「記憶域」は、しばらく怖くて使えない。

普通のファイルシステムにしておいた方が無難だと思った。
そうすれば、いざ壊れた時に、USBの外付けにして、
データだけは救い出すことができるからである。

「記憶域」が悪いわけではないけれども、依存するのは危険だと思った。

断裁機(DURODEX社の 200DX)の 刃を自分で交換

今日は、断裁機(DURODEX社の 200DX)の 刃を交換した。
昨年、1回経験しているので、今日は2回目である。

メーカーのページに、刃物の交換手順図解が載っている。
http://www.durodex.com/mnt/bldchg-01.html

初めての時は、少し難しかったけど、
2回目だと構造が分かっているので、すぐにできた。

わざわざメーカーに送るのに梱包したりするのも面倒なので、
自分でやってしまった方が、早くて安く済む。
手が油で黒く汚れるのが難点なので、手袋をした方がよかった。

刃を交換しなければならなくなった理由は、
昨年8月、1,400冊くらい本を裁断した際に、
1冊だけホチキス留めされていた本に引っかかって、
「刃こぼれ」したので、切れ味が悪くなっていたからである。

取り出してみると、「刃こぼれ」によるダメージが
こんなに大きかったので驚いた。

こんな状態でも、刃こぼれした部分に 切り跡がつくものの、
本を裁断することはできていた。

刃の交換が終わったので、雑誌を数十冊、裁断してみたら、
ものすごく切れ味が良いので、少し感動してしまった。

昨年、自分の書棚の本はほぼすべて、裁断が終わったので、
次は 過去に廃棄して後悔した本をできるだけ収集して、
Caribreのデジタル蔵書ライブラリに加えることである。

Amazonマーケットプライス や ブックオフ等で、
古本として購入して、裁断してしまえばよい。

昔に新品購入して読んだけど処分してしまった本は、
そこに書かれている内容に価値があるのではなくて、
自分がそれを読んだという履歴と、その時に感じたことの記憶に
むしろ価値があるのである。

次回パンデミックシナリオについての私的予測(戯言)

新型コロナ騒動が終息した次に、何のパンデミックが起こるだろうか?
2022年3月6日時点での、私なりの勝手な予測をしておこうと思う。

残念ながら、新型コロナ騒動が本格開始した2年前から
パンデミックを起こす側の 要人さん達の配役が全く変わっていないのだから、
同じパターンが繰り返されるかエスカレートして現れることになると思う。

特定の個人や企業を、ヒーローまたは犯罪者 に分類しても意味はなく、
「善意 と 悪意」
「慈善 と ビジネス」
「天使の心 と 悪魔の心」
「美しいストーリー と 汚いストーリー」
「計画 と 陰謀」
という両面が、どちらもバランスよく混在していると考えるべきである。

まず、有力なシナリオを考えてみよう。

遺伝子ワクチンを3回も4回も 自分の人体に撃てば、人体にどのような化学的変化が起きるのか?

このことを考えてみれば、何となく方向性は見えてくる。
もし免疫系に異常が出てくるのだとしたら、
免疫に関する病気「後天的免疫不全症候群」(通称:絵井図?)の新型だろう。

旧型の「後天性免疫不全症候群」は、まだ、ワクチン が正式には登場していない。
今まで開発しようとしていたはずなのに、いろんな事情があって正式承認に至っていない。
今回の新型コロナパンデミックで、新型ワクチンを治験をスキップして安全性を度外視して
「緊急承認」として全員に撃たせることができるという前例が出来たのだから、
次も当然その前例に従うはずである。

「新型のHIVワクチンが、新技術により、遂に完成しました!」
というようなニュースが大々的に出たら、このパターンに合致することになる。

HIVウィルスはRNA型なので何度も変異を繰り返すので、数回にわたってパンデミックの波を作ることができることから、「~~株」という同じシナリオも作られやすい。

そして、新型の 遺伝子 ワクチン のせいで免疫に異常が生じた人に対しては、
新型の「後天性免疫不全症候群」に感染したのだということになった方が、都合が良い。

しかもしかも、
新型コロナウィルスよりも 恐怖心がさらに強力になるのだから、
ワクチン を撃ってない人への差別が強力に広がることになる。

新型コロナワクチン を撃ってない人に対しては
「ケシからん奴だ!」程度で済んでいた感情が
さすがに 新型エイズワクチン を撃ってない人 に対しては
「近寄るな!」「入店禁止にせよ!」「外出禁止にせよ!」
そして「(強制収容所へ)隔離せよ!」とエスカレートするだろう。

「全国民に強制接種」という全体主義への流れに一歩近づいてしまう。
それが本流の流れなのかもしれないけど、それを知れば、支流の流れも読める。

さて、もう一つのシナリオは、
以前から懸念されていて、ビル・ゲイツさんも予告している天然痘ウィルスである。
以前から懸念されていたことだし、既成のワクチン(痘苗)もあるし、
おそらく対策も進められてきたことなので、そんなに単純にはいかないはずである。
天然痘ウィルスはDNA型なので変異が少ないことから、
パンデミックを起こす側からしたらあまり美味しくないかもしれない。

新型の天然痘が作られたとすれば、人工的であることがバレバレになるので、
ロシアの研究所から発したバイオテロだ!といってプーチン氏を非難する口実に使われる可能性は、あるかもしれない。

どちらか一方のシナリオか、あるいは両方の混在シナリオか、
それとも 全く別の予想外のシナリオになるかもしれないけど、
新しい病気の名前が付けられ、ワクチン が 先に作られるはずである。

願わくば、これが私の自分勝手な作り話であり、くだらない与太話であり、
何も起こらずに 静かにパンデミックが集結してくれることを期待したい。

さて、仮にどのようなシナリオが用意されていたとしても、
所詮は「人間の浅知恵から生まれた 愚かな過ち」レベルのものなので、
大自然界(宇宙)の英知 からすれば 恐るるに足りず、と私は考える。

人間の人体は、小宇宙であり、大自然界(宇宙)の英知 そのものである。
人生の命題、そして特に「健康」という問題については、
生命の供給者である「大自然界(宇宙)」を、絶対的に頼ればよいことになる。

自分が本来持っている「生命力(免疫力を含む)のパワーと英知」に気づくことができた人は、
人工的パンデミックなどに惑わされる必要は、なくなるはずである。

免疫力よりも「生命力」の方がもっと大切だ、っていう基本すぎる事項を理解できるまで、
ワクチンを撃ち続けるとしても、「生命力」が弱まる前に気づかないと、本末転倒になる。

他人が作るパンデミックシナリオよりも
自分が作る「健康シナリオ」を最高レベルで優先することをお勧めしたい。

西洋医学 と ヒーリング を同時活用する

過去の手書きノートをまとめて裁断・スキャンして、
パラパラと読んでいたら、次のようなメモが見つかった。

汚い字で なぐり書きしたものなので読みづらいけど、
4年前(2018年)は、ちょっとした出来事があって、
いわゆる「遠隔ヒーリング」を試みたのだった。

ヒーリングというと、
特殊能力者がやるものという先入観があるけれども、
奇跡を起こすようなレベルでなければ、
私のような凡能力者でも、十分に実行可能なものだ、
と確信した出来事だった。

ヒーリングというのは、医学的な処置を施さずに
心や体の健康を取り戻すことを意味するが、
私たちは普段、知らず知らずのうちに、
これと逆のこと、つまり

「自分や他人の、心や体を不健康にすること」

をやっていることが多い、ということに気づく必要がある。

自分が、次のような破壊的な想念を強烈に放射すると、
気分が悪くなるだけでなく、体調も悪くなるはずであり、
自分だけでなく、まわりの人にも悪影響を及ぼす。

・イライライライラ
・ムカつくッ
・不安、不満、恐怖
・怒り、怒鳴り、ブチ切れ
・呪い

こんな破壊的な想念を放射するだけで、
自分や他人の 心や体を不健康にすることができるような
すごい能力を誰でも持っていることになる。

だとすれば、それと逆の想念を強烈に放射すれば、
逆の結果を導き出すことができるはずである。

破壊的な想念を放射して自分や他人を不健康にする代わりに、
その逆の
建設的な想念を放射して自分や他人を健康にすればよい。

それが、
・感謝、喜び、愉しみ、祝福、慈悲、安心、確信・・・等 の
建設的感情である。

そしてその感情を、
まるで「虫メガネ」で太陽光を一点集中させて紙を焦がす! が如くに、
ターゲットとなる人体の部位に集中放射して、
その部位の「細胞」達に、命令に従ってもらうのである。

自分が病気を治す時は、自分の細胞に向けて行えばよいし、
他人の病気を治す時は、相手の細胞に向けて行えばよい。

病気を最終的に治してくれるのは「医者」や「薬」ではなく、
「細胞」レベルで活動している 人体システムの英知 である。

西洋医学で、外科的な処置をしてもらったら、
人体側がそれに適応するように、細胞たちが修復活動を始めるので、
その生命の英知に感謝・祝福し、破壊的な想念を防ぐだけでいい。

物理的な医療処置である 西洋医学 を否定するのではなく、
むしろ、想念放射によるヒーリングを有機的に組み合わせることで、
人間のいかなる病気も、確実に治すことができるはずである。

[解決!]CentOS5 で動作する Plesk のライセンスキー取得が失敗するトラブル

2021年12月に、Pleskが動作しているサーバーで、ライセンスキーが自動更新されないというトラブルがあった。
Plesk のライセンスサーバー(ka.plesk.com)に、何らかの変更があったらしく、旧バージョンのOSを使っているサーバーだと、影響があったらしい。

CentOS7 のサーバーは、サーバー会社経由で、ライセンスキーを手動で発行してもらってアップロードしたら、その後うまくいくようになった。
が、CentOS5 のサーバーだけは、さすがに古すぎてどうにもならない。

でもライセンスキーが期限日までに更新できないと、Pleskの操作ができなくなって、新サーバーへの移行をするのにも支障が出るので、何とかしなければならない。

■事象

CnetOS5 + Plesk12.5 のサーバー環境で、
「ツールと設定」-「ライセンス管理」-「Pleskライセンスキー」の「キーを取得」をクリックすると、次のようなエラーが出る。

cURL cannot communicate with license server https://ka.plesk.com/xmlrpc: SSL connect error(35)
cURL cannot communicate with license server https://ka.plesk.com/xmlrpc: couldn’t resolve host name(6)

 

コンソール画面から、

plesk bin lisence –retrieve

のコマンド入力で対応しようとしても、次のようなメッセージが出て、結果は同じ。

[2022-01-01 00:02:39] ERR [1] /usr/local/psa/admin/bin/logmng ‘/var/log/plesk/install/ai_action_time.xml’ failed with message: logmng: execve failed for /usr/local/psa/admin/sbin/logmng: Exec format error

System error 8: Exec format error

[2022-01-01 00:02:41] ERR [panel] KeyUpdate Result code: 2 Network failure

[2022-01-01 00:02:41] ERR [panel] KeyUpdate Result desc: cURL cannot communicate with license server https://ka.plesk.com/xmlrpc: SSL connect error(35)
cURL cannot communicate with license server https://ka.plesk.com/xmlrpc: couldn’t resolve host name(6)

[2022-01-01 00:02:41] ERR [panel] KeyUpdate Result additional information: cURL verbose output:
* About to connect() to ka.plesk.com port 443
* Trying 195.214.233.82… * connected
* Connected to ka.plesk.com (195.214.233.82) port 443
* successfully set certificate verify locations:
* CAfile: /etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt
CApath: none
* SSLv3, TLS handshake, Client hello (1):
> SSL data removed for security reason* error:1407742E:SSL routines:SSL23_GET_SERVER_HELLO:tlsv1 alert protocol version
* Closing connection #0

cURL verbose output:
* Couldn’t resolve host ‘ka.plesk.com’
* Closing connection #0

 

■原因

2012年12月頃から、Pleskライセンスサーバーへの接続が TLS1.2未満を遮断するように なっていた らしい。

ka.plesk.comは、nslookup で調べると、次の3つのIPアドレスが対応している。
この3種類のどれも、TLS1.2以上で接続しないと、遮断されてしまう。

195.214.233.80
195.214.233.81
195.214.233.82

 

■対応策

CentOS5 はもともと、TLS1.0 までしか対応できないけれども、openssl と cURL と PHP を新しくして、TLS1.2 で接続できるようにすれば解決するはずである。

が、Pleskの内部コマンド( /usr/local/psa/bin/ )は、独自のPHP環境でコンパイルされており、ソースも暗号化されているので、openssl と cURL と PHP を新しくしても、再コンパイルすることができず、解決できない。

Plesk内部で動作している PHP の実体は、 /usr/local/psa/bin/sw-engine-pleskrun であり、これを再コンパイルできない限り、どうにもならない。
Pleskコマンドのソースは非公開(暗号化)されているので、再コンパイルは、できそうにない。

[root@www bin]# /usr/local/psa/bin/sw-engine-pleskrun -v

PHP 5.6.14 (cli) (built: Oct 5 2015 15:54:43)
Copyright (c) 1997-2015 The PHP Group
Zend Engine v2.6.0, Copyright (c) 1998-2015 Zend Technologies
with the ionCube PHP Loader v4.7.5, Copyright (c) 2002-2014, by ionCube Ltd., and
with Zend OPcache v7.0.6-dev, Copyright (c) 1999-2015, by Zend Technologies

 

■対応結果

諦めかけていた頃、年明け早々に、サーバー会社から、別の解決案があることを教えてもらい、見事に解決した。

/etc/hosts ファイルに、 ka.plesk.com の正引きIPアドレスの3種類(195.214.233.80, 195.214.233.81, 195.214.233.82)ではなく別の IPアドレスを設定すること、である。

そのIPアドレスは非公開(機密)なので、インターネットをいくら検索しても見つけることはできない。
でも、Plesk社は旧OSユーザーをバッサリ切り捨てるような対応はしなかった、ということは分かった。

年末年始、いろんな対応策を教えていただいたサーバー会社(GMOクラウド社)に、感謝したい。

紙の書籍をすべてデジタル化(自炊)した

昨年(2021年)、2つの本棚に入っていた蔵書をすべて、デジタル化した。
裁断してPDFファイル化するという、いわゆる「自炊」である。
約1,400冊を1ヶ月程度で、すべて自分で作業した。

最初は、一部だけをやるつもりだったが、
だんだんとデジタル化の便利さに気づいたので、
結局全部やってしまうことになった。

デジタル化の便利さとは何かといえば、
全ての本がクラウドストレージ上からすぐに読めて、
探している本とページがすぐに探しだせて、
それをタブレット端末(iPadやFire等)等で
大きな文字にして読めること、である。

だから一部の本だけでなくて、
全部の本がデジタル化されている方がうれしい。

今までは、書棚の中から目的の本を探すのが困難だったけど、
これからは、目的の本をいつでも見つけて開くことができる。

昨年は、
裁断機を「DURODEX パーソナル断裁機 200DX」に、
ドキュメントスキャナを「ScanSnap iX1400」に、
それぞれ買い換えて、飛躍的に能率アップした。

裁断した本はすべて、電子書籍管理ソフト「Calibre」にて、Kindle本と一元的に管理している。
本のタイトルさえわかれば、一発で検索できるし、
PCまたはタブレット端末で、開くことができる。

今までは、過去に読んだ本を思い出して参照したくても、
いちいち本棚から探すのが面倒なので、参照を取り止めていたこともあったけど、
これからは、すぐに探せるので、遠慮なく参照することができる。

デジタル蔵書化が、保管場所の削減 だけではなく、自分の知的財力のアップに役立つ、
という利点があることに気づけたのは、大きな収穫だったと思う。


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