Windows Server の「記憶域」障害からのデータ復元が進行中

3日前、自社内の 仮想サーバー(Hyper-V)のメンテナンス中に
起動ドライブ(SSD)のブート領域が破損したことがきっかけで
Windows Server の「記憶域」のストレージがエラーとなり、
データが全く読み出せない状態が続いている。

Windows の「記憶域」は、RAIDよりも便利に、そして安価に、
安全なストレージ構成が組めるので、重宝していたけれども、
いざエラーになると全滅してしまう、という事実に直面した。

Windows の「記憶域」は本来、OSを再インストールしても、
元のハードディスクが全部元通りに接続されていれば、
壊れるはずがないのだけれども・・・

今回は、新しいバージョンのOSでブートしたりしたので、
構成が壊れてしまったらしい。

Windows の「記憶域」は、一般的なデータ修復ソフトは
対応していないので、特殊な修復ツールを使う以外に道がなく、
どうにか探し求めて手に入れたのが、次のソフトである。

ReclaiMe Storage Spaces Recovery Software
http://www.storage-spaces-recovery.com/

このソフトを起動して、まず最初に、
ディスクを選択してチェックをかけて、状態がよければ、
「Recover Files」ボタンを押すと、
ディスクイメージファイル(.img)に出力してくれるので、
そこからデータを救出すればよいことになる。

今回は、サイズが 約7.3TBだったので、
8TBのハードディスクを外付けでUSB接続し、
昨日の夕方に出力を開始した。

今日の夜、結果を見たら、99.9%のところで
ディスク容量不足エラーが出て失敗してしまった。

そんな些細な失敗を悔やんでいるヒマはないので、
迷わずにすぐ、10TBのハードディスクを Amazonで購入し、
明日、それを接続して、再チャレンジすることにする。

この件だけで、10万円近くの出費があったけど、
データが完全修復できるなら安いものである。

追加購入した暫定使用の 8TBと10TBのハードディスクも
このあとは、バックアップ用として活用すればよい。

ReclaiMe Storage Spaces Recovery Software
のソフトも、所有していれば、再び使用することができるけど、
できればもう2度と使う機会を訪れさせないように気をつけたい。

とにかくバックアップは、複数種類をとっておいた方がよい。
本当に大事なデータは、クラウドにも必ずとっておこうと思う。

高い授業料ではあるけれども、「失敗は成功のもと」なので、
失敗体験から得た教訓を自分の知的資産にすることができれば、
確実に「成功」に昇華させることができる。


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