先日、iPad mini5 の画面の左半分が白くなってしまった。
おそらく、どこかで踏まれて圧迫されたらしいけど、
明らかに、液晶パネルを交換しないと治らない症状である。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09241-1024x768.jpg)
丸4年使っているので修理は現実的でないし、
スマホの修理屋さん(スマホスピタル、アイサポ 等)でも
27,000円くらいが相場なので、どうしようか? と考えた。
そこで、自分で修理すればもっと安くできるのでは?と思って
Amazonで交換用の液晶パネルを探してみたら、
14,000円くらいで売っていた。
これでできるなら自分で修理しよう!と考えた。
自分で本当に修理できるのか?という不安は、なかった。
YouTubeで「iPad mini5 修理」と検索すれば、
分かりやすい動画がたくさん出てくるし、
私は、5年前に、初代 iPad mini の液晶交換を経験済みだし、
iPhoneの液晶交換やバッテリー交換もやった経験があるので、
全くのシロウトというわけではないからである。
(参考)「iPad mini のガラス交換作業について」(2018/4/14 の投稿)
で、さっそくAmazonで、中国製と思われる交換用液晶パネルを買ったら、翌日に届いた。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09243-1024x768.jpg)
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09244-1-1024x768.jpg)
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09245-1-1024x768.jpg)
安いので、不良品のリスクはあるけれども、まずはやってみることにした。
まず、動画解説を何本か見て、修理の手順について、イメージを掴んでおく。
苦労しそうなのは、ホームボタンの移植 である。
最初に、ドライヤーで暖めながら、フロントパネルを外す作業があるけど、前回はこれに苦労した。
でも今回は、たっぷりと時間をかけて丁寧にやることにしたので、大丈夫だった。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09257-1024x768.jpg)
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09258-1024x768.jpg)
そして、フラットケーブルを取り外す。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09259-1024x768.jpg)
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09260-1024x768.jpg)
フラットケーブルがハズレれば、フロント液晶パネルを取り外すことができる。
ここからが一番の難関で、取り外した液晶パネルから、ホームボタンを取り外す作業である。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09263-1024x768.jpg)
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09264-1024x768.jpg)
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09265-1024x768.jpg)
接着してあるケーブルとカバーを取り外したら、いよいよホームボタンそのものを取り外す。
白いリングをくっつけたまま取り外すのがコツだ、という事前知識があったので、そのようにした。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09268-1024x768.jpg)
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09269-1024x768.jpg)
取り外したホームボタンを、新しく購入した液晶パネルに取り付ける。
今間の作業の逆をやればよい。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09270-1024x768.jpg)
ホームボタンの位置あわせ が重要になるけれども、元のとおりにつければ問題ないだろう。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09271-1024x768.jpg)
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09272-1024x768.jpg)
新しい液晶パネルにホームボタンを付け終わったら、細長い両面テープを接着面に貼りめぐらせる。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09273-1024x768.jpg)
そしたら、あとは、閉めるだけ。
不安ならば一旦動作確認してからの方がよいけど、私はやらずに閉めてしまった。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09275-1024x768.jpg)
電源を入れてみたら、液晶はきちんと表示されたし、ホームボタンもきちんと動作した。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09277-1024x768.jpg)
タッチ動作もぜんぜん問題ない。
液晶がなんとなく青みがかっているけれども、中国製の安物だから仕方が無い。
最後に、フロントパネルをきちんと接着させるために、クリップでとめておくことにした。
![](https://shunichi.hosono.com/wp-content/uploads/2023/07/s-DSC09278-1024x768.jpg)
前回(2018年)初代iPad mini を修理した時は、もうこりごりだと思ったけど、
その時の経験と自信があったおかげで、今回、安上がりで修理することができたので、
経験を有益に活かすことができたと思う。
今後、目安としては、1万円台で修理が可能ならば、業者に依頼すると思うけど、
2万円を超えるようなら自分でチャレンジしてみるかもしれない。
自分にちょっとした技術があれば、安上がりにできる可能性があるので、選択肢が増える。
めんどうくさければ、あえて自分でやらなくてもいいし、
気分転換に試しにチャレンジしてみることだってできる。
豊富な YouTubeの解説動画のおかげで、チャレンジの心理的ハードルが下がるは、よいことだと思う。