古いワープロ専用機(Panasonic FW-U1V703F2X)のフロッピーディスクドライブを修理してみた

 先日、ヤフオクで約1,500円で入札したワープロ専用機(Panasonic FW-U1V703F2X)を設置してみた。

 電源を入れるときちんと画面が付いて、キーボード入力もできる状態だが、フロッピーディスクを入れても空回りする音がするだけで、読み込まずにエラーになる。
 Panasonicはゴムベルト方式なので、30年以上経っていれば、ほぼ確実にゴムが劣化していることは想定済みなので、あらかじめ交換用のゴムベルトを購入している。
 フロッピーディスクが読めなければ何もできないので、フロッピーディスクドライブのゴムベルトを交換することにした。

 まず裏面にあるネジを7個、外す。約3cmもある長いネジだった。

 そのまま上カバーを持ち上げて外そうとしたら、後面の右側が固定されていて、外せない。
 ダイヤルノブの部分が突っ掛かっているようなので、それを取りはずしてから上カバーを持ち上げる。

 ディスプレイ用の細いケーブルがつながったままだけど、これを外すのは難しそうなので、このままにしておく。付けたまま作業する。


 まず、印刷ユニット部を取り外さないとフロッピーディスクドライブまで辿り着かないので、これを取り外す。
 印刷ユニットを取り外すと、フロッピーディスクドライブが2基現れた。文書を読み書きするのは、右側にあるAドライブである。

 このまま上蓋のネジ4箇所を開けてみたら中身が現れたが、ゴムベルトはこちらの面にはなさそうなので、そのまま閉めた。

 ドライブごと取り出さないと作業ができないので、ネジ4箇所を外して、持ち上げてみる。


 ところが固くてなかなか外れないので、隣の電源ユニットをネジを2箇所外して取り外すと、作業がやりやすかった。

 下側のマウントベースを外す必要があるので、側面のネジ4箇所を外す。

 すると、ゴムベルトが現れた。やはり緩んでいた。指で回してみても空回りする。

 内側は新しく買った交換用のゴムベルトで、外側が取り外したゴムベルトである。
 こんなに伸びきっていては、回転が伝わるはずがない。

 新しいゴムベルトをはめて、手で回してみたら、正常に回るようになった。

 修理完了なので、今までと逆の手順で、元に戻した。

 ワープロ専用機のインクリボンは既に製造中止になっていて、amazon等で高額で販売されているが、私はビックカメラで普通の料金で(990円)買った。
 この機種は「共通Wタイプ」というインクリボンが適合するとのこと。

 電源を入れて、この2枚のフロッピーディスクの内容を読み込んでみたところ、成功した。

 印刷もやってみたが、下の方が少しかすれているが、無事に印刷することができた。

 フロッピーディスクに入っていた文書は少なかったので、全部印刷しておいた。

 今回は、Aドライブのみ修理してけれども、どうせならBドライブの方も修理しておこうと思う。
 後で、ジャンク品としてオークションかフリマで処分するにしても、フロッピーディスクドライブが生きていれば、価値は上がるはず。
 少なくとも、ゴムベルト代の原価以上で譲渡したい。


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