1999年末に久保田八郎先生が逝去したことで「日本GAP」が解散し、その後を引き継ぐ団体「日本UFO調査・普及機構(OUR-J)」というUFOネタだけを扱う団体が新設された。
「OUR-J」という通名でも分かるとおり、実質的には「J」つまり 加藤純一(うんこちゃんではない方の)さんの支持団体であり、日本GAPの劣化バージョンだった。
日本GAPだって実質的には久保田八郎先生の支持団体だったのかもしれないけど、実績や人徳に欠ける若造がマネっこをして団体をつくれば、劣化版しか生まれようがないのは致し方ない。
UFO目撃の自慢話がひととおり尽きたら何も残らないんだろうな、と私は最初から見抜いていたので、全く関心が起きないし、交流も皆無だった。
あくまでも客観的に、その組織の「活動の軌跡」と「成果物」で評価をするならば、
日本GAPは久保田八郎先生の人生をかけた生き様がそのまんま活動の軌跡として遺されていて今でも懐かしむ人が絶えないのに対して、
新団体(OUR-J)は10年続かずに消滅して、誰も思い出を語る人がいないし、バイブルとして遺したいようなコンテンツも皆無であるので、
所詮、クラブ活動レベルだったのではないだろうか、と思う。
一緒に活動していた 取り巻きの人たちは、みんな真面目で熱心な若者だったけど、新団体(OUR-J)の消滅後は、どうなってしまったのだろう?
せめて「楽しい思い出」をみんなが共有していて今も仲良くしているのなら活動の成果があったといえるけれども、
そうでないのなら、黒歴史をみんなが共有していることになるのでマイナスの成果を生み出しただけで、空しい。空の空である。
終わりが悪ければ何にもならないけれども、「終わりよければ全てよし」なので、今からでも遅くないから、みんなで集まって同窓会でもやったらどうだろうか、と提案したい。
いやみんな今でも仲良くしているというのなら、それでいい。
ところで、2015年10月に、篠芳史さんが逝去したすぐ後、まさにちょうどその時をねらったようなタイミングで、
加藤純一(うんこちゃんではない方の)さんは再びUFO研究の活動を再開し、「日本UFO調査・普及機構(OUR-J)」という名を使い始めていた。
篠芳史さんは、彼にとっては、「昭和の匂いが残る年功序列の世界に支配されていた団体の役員幹部」の一人だったのだから、活動再開のナイスタイミングだったのかもしれない。
https://mnsatlas.com/?p=1004
以前に、篠さんから、彼が闘病生活を送っていたことがあるという話を聞いていて2015年時点では消息不明だったので、ご健在で活動再開されたことを知って、私は嬉しかった。
が、当時の 取り巻きの人たちは誰も出てきていなくて、彼が一人で活動していたので、どうしちゃったのだろうか?と気になった。
そこまではよいのだが、3年くらい活動した後に、また突然、急に活動を停止していまったようなので、少し心配になったのを覚えている。
それ以来、表立った活動をしていないようなので、ご健在なのかどうか、がとても気になっていた。
2019年頃のある日、ネットで「加藤純一」と検索してみると、彼がいきなり若返っているのに驚いた。
あれ?でも、なんか別人のようだ、と思ったら、同姓同名の 加藤純一さん(うんこちゃん)だということを知った。
もしかしたら彼は、うんこちゃんに生まれ変わってしまったのか! と一瞬思ったが、そんなことがあるわけはない。
その後、もう一人の加藤純一さん(うんこちゃん)がどんどん有名人になったので、彼とコラボするんじゃないのかな、と期待した。
今までUFOの調査・普及を目指す活動をしていたのだから、有名人とコラボできるのは千載一遇のチャンスだからである。
でも今のところ、2025年現在、そういう話も聞かないので、本当に心配になってきた。
もし今時点でご健在なら、ぜひ会って親しくお話したいので、ずっと連絡を待ち続けていたいと思う。
この投稿を書いた直後、加藤純一(うんこちゃんではない方の)さんのことが本当に気になってきたので、ネットを駆使して探し回ってみたところ、
どうやら今は「株式会社 Key Port Kame」という会社を経営していてビジネス界で活躍しているらしい、というところまで分かって安堵した。
でも何のビジネスをやっているのかなと思ってホームページを開いてみたら、
「株式会社 Key Port Kameは、全ての業務を終了いたしました。9年間、ありがとうございました。」といきなり表示されていたので、何事があったのだろうかと気になった。
Google検索で電話番号が出てきたので、18:00 とっさに迷わず電話をかけてしまった。
電話は3回くらいで出て、ご本人が出てくれたと思う。
何も準備していないので、会話が始まるまでにはぜんぜん至らなかったが、ご健在だったのでひとまず安心した。
私が名乗ったことで、警戒心が高まってしまったかもしれないけど、からかったり非難したりする意図など全然ない(つもりであるし、あってはいけないと思っている)。
一度目のコンタクトは失敗に終わったけれども、いつの日か必ず、親しく思い出話ができるようになることを望みたい。
なにしろ久保田八郎先生が後継者として選んだ人物なのだから、このまま有耶無耶にすることはあり得ないだろう。
私はたいへん失礼な行為をしてしまったらしい。
その後、いろいろ調べてみると、
うんこちゃんではない方の加藤純一さんは、
もう新しい分野で、新しいお名前で活躍されているので、
過去に関わった活動と結び付けられることは
決して望んでいない、と察した。
だから私のような、過去に関わった人物と
接することは決して望んでいないはずである。
そういう事情なのであれば、私は応援したいので、
その気持ちを尊重したいと思う。
だからもう連絡を試みるのをやめようと思う。
そうとは知らず、誠に申し訳ないことをしてしまった。
でも、
逃げることで過去を葬り去ることなんて決してできるわけがない。
忘れた頃にも、転生した後でも、永遠に追いかけてくる人がいるからだ。
非公式でもいいから、過去に関わった人たちに
本当の意味で謝罪と感謝の意を示して清算することで
過去の出来事をアーカイブ化することができるのだと思う。
「終わりよければすべてよし」である。
久保田八郎先生のもとで一緒に宇宙哲学を学んで後継者にまで指名されていたのだから、絶対に良い方向へ解決できるはずである。