東京金融取引所の「くりっく365」「くりっく株365」は、リアルタイムではないけど時系列データを、ホームページから自由にダウンロードすることが可能になっている。
ブラウザ上で対象銘柄や項目のチェックボックスを1個ずつクリックして、日付範囲をプルダウンで選択していき、ようやく画面表示できるというシステムなので、操作はかなり手間がかかる。
私はそれを自動化するために、項目選択ができている状態の POST形式の送信リクエストを生成し、Curlコマンドで接続する、という方法を採っている。
でも時々、予告なしに仕様変更されたり銘柄が変動することがあるので、それに対応していく必要がある。2022年4月に対応したばかりだが、2024年9月にも大きな変更があった。
2024年9月の変更では、POST形式の送信がエラーになるようになった。GET形式でURLに混ぜ込んで送信しないとうまくいかない。
また、存在していない銘柄、たとえば9月に新規上場された「日経225マイクロ」の2024年版 等を指定すると、リクエスト全体がエラーになってしまう。
項目自体に変更はなかったが、このような仕様変更があると、データの自動取得が失敗するので大変である。
「日経225マイクロ」は、「日経225」と価格はさほど変わらないのだから、分析用としては要らないのかもしれない。
でも、やはり細かい値動きは微妙に異なるのかもしれない。
最新チャートだけは、やはり実際に取引する対象銘柄の本物の数値を使った方がよいと思う。
私の自作ツール「銘柄選定用トレードシグナル・サマリー」の「くりっく365&株365」版のページを再開するので、「日経225マイクロ」も追加しておいた。