Windows Server の「記憶域」障害からのデータ復元(続き)

昨日、10TBのハードディスク(Seagate製)が届いたので、
さっそく取り付けてみて、

ReclaiMe Storage Spaces Recovery Softwareソフトでの、ディスクイメージ出力をやってみた。
ファイルは 7.3GBくらいなので、
さすがに10TBあれば余裕だろうと思っていた。

が、さきほど結果を見てみたら、
次のようなエラーで止まっていた。

約8TBある 拡張子img のディスクイメージファイルは出来ていたが、
マウントすると「ディスクイメージが壊れています」となって開けない。

どうやら、今回の「記憶域」は、8TB×2台 と 6TB×2台 のミラー構成なので、
全部で14TBあるので、それ以上の容量が必要だったらしい。

さすがに 14TB以上のハードディスクとなると、
16TBのものが約5万円もするので、もうきりがない。

仕方がないので、8TBと10TBの2台のハードディスクをスパンボリュームにして
18TBのドライブを作って再チャレンジするしかない。
外付けのハードディスクケース(LOGITEC製のガチャベイ)があるので、
それに2台入れて「スパニング」に設定すればよさそうだ。

でも、これをやるとなると、あと2日くらいかかるし、
次も別なエラーで失敗しないとも限らない。

もしかして、8TB×2台 + 6TB×2台 = 28TB ないとダメならば、
もう諦めるしかない。

と、こんなことを考えていたところ、
画面をクリックしたら「Recover files」というボタンが押せるようになり、
押したらいきなり、ソフトのダウンロード画面が出てきた。

どうやら、ディスクイメージの書き出しではなく、
ファイルを個別に修復するには、別のソフトがあるらしい。

ReclaiMe File Recovery Standard
https://www.reclaime.com/buynow.aspx

名前が似ていたので同じものだと思ったら、別売りの 別ソフト だった。
ダウンロードは無料で、24時間以上かけて書き出した
約8TBのディスクイメージファイル(.img)を読み込んだら、
フォルダ内容がツリー状に出てきて、個別に復元できるようである。

さっそく復元しようとしたら、購入ページが現れて、
この Standard版が必要だと表示された。

だまされた感はあるけれども、あと1万円くらいで修復できるならという思いで、
購入してシリアル番号を入れたら、復旧が進み出した。

このディスクイメージファイル(.img)は出力が完了しなかったものなので
100%復元することはできないけれども、優先度の高いファイルを
先に救出しておこうと思う。

ディスクイメージファイル(.img)の再出力を行うのは、その後にしよう。
それが成功したら、残りの全ファイルを救出しよう。
万が一またエラーが出たら、この「 ReclaiMe File Recovery Standard 」ソフトを使って、復旧しよう。


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