「くりっく株365」の四本値は、
無料でダウンロードすることは可能だけれども、
システムトレード用に、表形式にするには、
少しだけ加工する必要がある。
日経平均株価や現物株と違って、
「くりっく株365」はマイナーなので、
きれいな時系列の四本値データの入手は難しい。
そこで、EXCELを使ったデータ加工をしてみたので、
その方法を、紹介しておきたいと思う。
私は一応、「ユースウェア技師」という、幻の資格(?)
というか技能を持っているので、こういうのは得意である。
(1)価格データをCSV形式でダウンロードする
東京金融取引所の「くりっく株365:ヒストリカルデータベース」
https://www.tfx.co.jp/historical/cfd/
のページから、1年ずつ期間指定して、CSV形式でダウンロードする。
ファイル名を指定して、保存する。
以上の操作を、年数分、繰り返す。
(2)年単位にダウンロードしたファイルを、1つのCSVファイルにまとめる
ダウンロードしたファイルを、作業用ファイルにすべて移動させる。
この例では、 D:¥kabu365 というフォルダを作っている。
年単位に分かれたファイルを、1つの CSVファイルにまとめる。
メモ帳などのエディタを使って、1ファイルずつコピー&ペーストして作っても構わないけど、
面倒くさがり屋の人は、次のようなバッチファイルを作って、一発でやってしまう方が、楽になる。
合体されたファイル「cfd_result.csv」ファイルが出来上がる。
(3)合体済みのCSVファイルをEXCELで開く
合体されたファイル「cfd_result.csv」をEXCELで開き、余分な箇所を削除する。
まず先に、主要な 四本値部分 を選択して、並び替えを行う。
次に、左の2列を削除する。
シートの一番下の方に、タイトル行他があるので、
タイトル行を1行だけ残して、それより下の行をすべて削除する。
タイトル行を選択して、切り取り、
先頭行に移動して、挿入する。
最後に、取引日で、並び替えを行う。
これで、クリック株365の四本値データが完成したので、
必要に応じてさらに加工し、CSV形式で保存すれば、できあがり。
ちなみに、この四本値を パンローリング社のチャートギャラリーで利用する場合は、
チャートギャラリー側であらかじめ、銘柄を新規登録(例えば 0365 「株365」)して、
指定のテキストファイルで取り込めばよい。
昨日分(2019/11/27)までのデータは、次のとおり。
これをチャートギャラリーで取り込めば、表示できると思う。
↓↓↓↓↓
株365のチャートギャラリー取込み用テキストデータ(kabu365_20101122-20191128.txt)
詳しい解説は、こちらへ。
https://www.hosono.org/2019/11/chartgallery-kabu365.html?m=1