日経平均株価の約17年間分(2003年~2019年)の動きを
週足チャートと移動平均線で俯瞰して見てみると、
現在(2019年11月)は、ちょうど、
上昇トレンド継続か?、それとも三番天井を打つか?
の転換点になっていることが分かる。
今までは、このような長期の俯瞰チャートを
ポイント・アンド・フィギュア または ローソク足だけ で
見ていたけれども、これに移動平均線を加えてみると、
今まで見えなかったものが、よく見えてくる。
前回高値(24,000円台)に到達して、上抜けたとしても、
その直後に すぐに下げてしまうようならば、
移動平均線の順番が入れ替わらないので、
失速してしまうリスクがある。
25,000円を上抜くほど、大きく上昇するか、あるいは、
24,000台で もみ合いながらも高値圏を維持できれば、
上昇時の「移動平均線パターン」になってくる。
上昇する時や、下落する時は、いつでも、
「移動平均線パターン」は、必ず 同じ経過を辿る。
だから、移動平均線は、
物理の諸法則と同じくらい、重要な意味を持つ。