昨年再登場した、新しい iPhone版「MandalArt」アプリは、
Mandal-art思考に必要な最低限の機能だけを残して
全く1から設計された 超シンプルなものに生まれ変わっていた。
最初はその 良さ に気づかなかったが、
久しぶりに、紙の「Mandal-Art手帖」を読み返してみたら、
新しい iPhone版「MandalArt」は、手帖に原点回帰していて、
メモ帖感覚で使えるアプリとして脱皮的進化していたことに気づいた。
今までの「iMandalArt」アプリは、
旧Palm版の ver2.0 の「GET-MANDA-LA」思想を踏襲していて、
この構造をよく理解しないと、どこへ入力したのか分からない状態になり、
「気軽に使える」ツールから離れたものになっていたように思う。
思い起こしてみれば、「Mandal-Art手帖」を使っていた頃は、
赤いデバイダ(WO WY WA WN WR の5つ)という
シンプルな構造とルールがある以外は、自由に書けるものだった。
それがコンピューターソフト化に伴って、
いろんな管理機能が盛られるようになって、
構造化されすぎて重くなってしまったのだと思う。
新しい iPhone版「MandalArt」アプリは、
登場した時に、そのあまりのシンプルさに面食らったが、
「Mandal-Art手帖」がデジタル化したものだと考えると、
理想的なツールに仕上がっていることに気づく。
たとえば、大分類「Shelf」を、
WO, WY, WA, WN, WR という5つの名前で用意すれば、
「Mandal-Art手帖」時代の「デバイダ」と同じ感覚で、
引き続きそのまま使うこともできる。
さらにもう一つ、「練習」という Shelf を作っておけば、
手帖を買った当初にやった1パック練習も、いつでもできる。
というわけで、
もう一度、「Mandal-Art手帖」に原点回帰して、再活用したい!
という人には、新しい方の iPhone版「MandalArt」(もちろん Premium版)を
試してみるとよい。