今週からメインのメールボックスを So-net から SpamCop に変更してみた。
SpamCop http://www.spamcop.net/
まだ5日間しか検証していないけれども、1日約1200通来ていたスパムメールの9割が自動的に振り分けられたので、結果は満足している。
でもまだ課題がある。
スパムではない正当なメールを誤って削除してしまうことだけは、絶対にあってはならないけど、残念ながらいくつかあった。
自分のサーバーから発信された管理メールがスパムに振り分けれられていたのと、次の2つのニューズレターがスパムに入ってしまった。
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●アップルの「Apple eNews – Japan : 8/3/2004 」
X-Spam-Checker-Version: SpamAssassin 2.63 (2004-01-11) on blade1
X-Spam-Level: *****
X-Spam-Status: hits=5.4 tests=HTML_40_50,HTML_FONT_FACE_BAD,HTML_IMAGE_AREA_07,HTML_MESSAGE,HTML_SHOUTING7,HTML_TAG_BALANCE_A,J_CHICKENPOX_75 version=2.63
X-SpamCop-Checked: 192.168.1.101 211.125.88.237 216.35.62.50
X-SpamCop-Disposition: Blocked SpamAssassin=5
●Eトレードの「★コムストックローン・E*トレード★キャンペーン実施中!【E*トレード証券】」
X-Spam-Checker-Version: SpamAssassin 2.63 (2004-01-11) on blade4
X-Spam-Level: *****
X-Spam-Status: hits=5.7 tests=GAPPY_SUBJECT,J_BACKHAIR_36,NO_REAL_NAME,SUBJ_ILLEGAL_CHARS,WEIRD_QUOTING version=2.63
X-SpamCop-Checked: 192.168.1.101 216.194.66.184 210.136.165.104
X-SpamCop-Disposition: Blocked SpamAssassin=5
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この2つのメールがはじかれた理由は、「Blocked SpamAssassin=5」なので、もう少し基準を緩くしてあげればよい。
SpamCop のウェブメールの画面から、
「オプション(I)」 -> 「SpamCop Tools(C)」 -> 「Select your email filtering blacklists.(C) 」
というメニューを選ぶと、 SpamAssassin の判定基準を設定する項目があるので、それを5より上にすればよい。10くらいにしておけば、安心だと思う。
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ところが、この指定が有効になっているのかどうか疑問だ。
SpamAssassinを10にしたのに、5で弾いてしまっているらしいので。
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これでも自動的に削除しきれないスパムメールがある場合は、スパムメールの差出人(From:)、宛先(To:)、題名(Subject:)の傾向を調べて、個別にルール登録しておいた方がよい。
差出人はいくら登録してもキリがないので、宛先(To:)を登録する方が効率がよいと思う。
最近は差出人をでたらめにつけて無差別送信するウィルスが増えているので、それのエラーメールが増える傾向にあるけど、この相手は正常なサーバーであることが多いので、ブラックリストに登録するわけにはいかない。
これはスパムメールではないので、ルールを設定して自動削除する。
私の場合は、 メインで使うメールアドレスのドメイン(@usemanage.com)宛に帰ってくるエラーメールは無条件に削除するようにしている。
SMTPサーバーは、自分がメインで使用するドメインのサーバーを使うのではなく、必ず別のサーバー(例えばアクセスプロバイダーのSMTPサーバー)を使用することをおすすめしたい。
この方が差出人を偽るウィルスメールの対策がしやすくなる。
ところで、フィルタリングのルールを登録する方法は、SpamCop のウェブメールの画面から、
「フィルタ(B) 」 -> [フィルタルールを編集]
という項目を選んで、[New Rule]ボタンを押して、追加する。
指定できる条件項目は、次の17個である。
To
Subject
Sender
From
Cc
Bcc
Resent-from
Resent-to
List-Id
Received
X-Spam-Level
X-Spam-Score
X-Spam-Status
X-Priority
Size
Body
Self-Defined Header
ルールを追加しながら、しばらく、様子を見てみよう。