昨年(2021年)、2つの本棚に入っていた蔵書をすべて、デジタル化した。
裁断してPDFファイル化するという、いわゆる「自炊」である。
約1,400冊を1ヶ月程度で、すべて自分で作業した。
最初は、一部だけをやるつもりだったが、
だんだんとデジタル化の便利さに気づいたので、
結局全部やってしまうことになった。
デジタル化の便利さとは何かといえば、
全ての本がクラウドストレージ上からすぐに読めて、
探している本とページがすぐに探しだせて、
それをタブレット端末(iPadやFire等)等で
大きな文字にして読めること、である。
だから一部の本だけでなくて、
全部の本がデジタル化されている方がうれしい。
今までは、書棚の中から目的の本を探すのが困難だったけど、
これからは、目的の本をいつでも見つけて開くことができる。
昨年は、
裁断機を「DURODEX パーソナル断裁機 200DX」に、
ドキュメントスキャナを「ScanSnap iX1400」に、
それぞれ買い換えて、飛躍的に能率アップした。
裁断した本はすべて、電子書籍管理ソフト「Calibre」にて、Kindle本と一元的に管理している。
本のタイトルさえわかれば、一発で検索できるし、
PCまたはタブレット端末で、開くことができる。
今までは、過去に読んだ本を思い出して参照したくても、
いちいち本棚から探すのが面倒なので、参照を取り止めていたこともあったけど、
これからは、すぐに探せるので、遠慮なく参照することができる。
デジタル蔵書化が、保管場所の削減 だけではなく、自分の知的財力のアップに役立つ、
という利点があることに気づけたのは、大きな収穫だったと思う。