元手14万円という、非常に少ない資金で投資を始めるのに、日経300先物が最も理想だと思っていたけど、よく考えてみたら、それ以外にも選択肢はあった。
日経300先物では資金的なリスクだけでなく、出来高の少なさによるスリッページのリスクがあまりに大きすぎるからである。
というわけで私は、べつに14万円にこだわっているわけではないけど、イー・トレード証券に14万円を入れて、先月、外国為替FX取引を開始した。
まず、10万円を外国為替取引の証拠金に入れて、残り4万円を現物取引に割り当てた。4万円の方では、カバードワラントの1種である、為替eワラントを買うことにする。
今のところ、3回取引をして、小額ながらも利益は確定している。
1回目: 豪ドル 買い 83.38 - 売り 84.38 (+8,554円)
2回目: 豪ドル 買い 84.14 - 売り 84.64 (+3,259円)
3回目: 米ドル 買い 111.21 - 売り 112.02 (+6,546円)
値動きがなめらかで、24時間取引であることも魅力の一つである。
これが本命のような気もする。
それでも大きなレバレッジがかかっていることに違いはないので、損切り注文の設定は必須である。ここでもやはり、OCO注文が定番である。
ところで、リスクヘッジとして買っておいたeワラントの豪ドル・プット型の方は当然、損失を出しているが、これは保険料だから仕方がない。OTM(アウトオブザマネー)のプットだから、金額的にもそれほど大きくないし、初心者だからこそ保険が必要なので、必要経費ととらえなければならない。
元手が大きくなれば、リスク許容量も増えるので、もっと大きく利食いすることに注力を注ぐことができる。
あるいは、外国為替FXよりも、為替eワラントの、ディープ・イン・ザ・マネーのコール型を買った方が、小額投資には適しているかもしれない。
今年の9月30日までは、特別キャンペーン中で、手数料が無料とのことなので、大きく値下がりしたアウト・オブ・ザ・マネーを逆張りで買いだめしてもおもしろいかもしれない。