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Network Solutions社の管理画面(英語)は、時々リニューアルするけど、ますます分りづらくなる傾向にある。
特に、他社へのドメイン移管に必要な、 Authorization Code の取得については、とりわけ見つけづらい。
最近また変っていたようなので、2011年4月末現在ということで、参考画面を載せておきます。
「Account Manager」の画面 → 「My Products & Services」タブ → 「My Domain Names」のリンク
で辿り着きました。

ドメインを取得するとWHOISデータベースで個人情報が公開されるので、ジャンクメールがたくさん来るようになる。
個人情報保護法の話題が出てきてから、ドメインのWHOIS情報に、登録者ではなく業者の情報を代わりに載せるケースが増えてきた。そしてそれを有償で請け負うサービスも増えてきた。
たしかに、WHOISデータベースで個人情報が公開されることによるデメリットは大きいので、業者の情報を代わりに載せてくれるのは良いサービスだと思う。
でも、ドメインの名義まで業者の名前になっている場合は、要注意である。
更新の取次業者が廃業していたり、連絡がつかなかったりすると、ドメインが更新できなかったり、業者変更もできなかったりすることになるけれども、トラブルに直面するまで気づかないケースが多く、手遅れになる場合もある。
つい最近も、ドメインの取次業者が消えてしまって、更新ができなかったというトラブルの相談をいくつか受けたけど、ドメインの登録情報がすべてその業者になっている場合は、残念ながらどうすることもできないのが現状である。
せめて、ドメインの登録者情報だけでも正確な情報が登録されていれば、Administrative contact 等の情報を変更して、ドメインを救出できる可能性は高い。
ドメインを持っている人は今すぐ、ドメインの登録者情報(Registrant Information)の内容をチェックしよう。
つい数年前までは、.comのドメインの更新を忘れて期限切れになっても、約2ヶ月間は使えていたし、停止させられても払えばすぐに復活していた。そして、とうとう払わずにドメインが削除されてしまえば、また登録すればよかった。
それが今は少し事情が変わってきている。
期限が切れて数日経つと、直ちにドメインが停止され、ステータスが REGISTRAR-HOLD になる。そしてさらに放っておくと、ステータスが REDEMPTIONPERIOD (請戻猶予期間)というふうに変わり、通常の支払処理ができなくなってしまう。そして約2ヶ月後に、ステータスが PENDINGDELETE に変わり、削除される、という段階を経る。
(http://www.nic.ad.jp/ja/dom/gtld-policy/rgp.html 参照)
ちなみに、ステータスが REDEMPTIONPERIOD の時にドメイン復活を申し込むと、法外な料金の請求が来る。Network Solutionsの場合、通常料金($35)の4倍以上の $150 を要求される。
さて、最近よくある相談として、今まで使っていたドメインが突然アダルトページに変わってしまった、というのがある。どういうわけかみんな、ドメインが切れたら再登録しようと思って待っていたら、ホームページが突然「カリビアンコム」になってしまったというパターンである。
今はドメインの再登録の予約注文(back-order)ができるようになっているので、ドメインが切れてから再登録するという方法は通用しなくなっている。
「他に誰も取らなそうな名前だからわざわざ再登録する人はいないだろう」と考えるのは甘い。期限切れ間近のドメイン名のリストは公開されているので、実際に使われているドメインであれば、名前の良し悪しに関わらず、ドメインを買い占める業者によって予約注文(back-order)が入れられてしまう。そしてそのドメインはオークション市場に流れるか、あるいはアダルトサイトへの入り口として活用されることになる。
こうなってしまった場合は、ドメイン紛争処理を扱う機関等を頼って解決するしかないが、100%成功するとは限らず、しかも時間とお金がかかってしまう。
<参考>
日本知的財産仲裁センター http://www.ip-adr.gr.jp/
BRANDY社のドメイン紛争処理支援サービス http://www.brandy.co.jp/domain/saver.html
だから、大切なドメインの更新を忘れて期限切れになってしまった場合は、遅くともREDEMPTIONPERIOD (請戻猶予期間)の期間中に、少し割高であってもドメイン復活を申し込んでおく方がよい。REDEMPTIONPERIOD になってからの予約注文(back-order)は私の経験だと、勝率はあまり良くない。
どうしようもない場合には、私はいつも次のようにアドバイスしている。
(1)まず冷静になって、影響先を調べること(サイト利用者、リンク元ページ 等)
(2)ドメイン名紛争処理について専門家に相談し、どうするかを決めること。
それと並行して、
(3)代わりの新しいドメインを取って、新サイトをスタートさせて育てておくこと。
(4)影響先に新しいドメインのアナウンスを行なうこと
めでたくドメインを取り戻せたら、そのドメインをメインで使い、暫定ドメインはホームページ転送にする。
最近はこういう状況なので、社名変更等の理由で旧ドメインを削除する時は、ドメイン名をすぐに削除するのではなく、最低でも1~2年は維持してホームページ転送にしておくことをお勧めしておきたい。 アクセス数が多かった企業のドメイン名は特に狙われやすい。旧社名でアクセスしてくれた人がアダルトサイトを見てしまうことがないように、ぜひ気をつけて欲しいものである。
Network Solutions のドメイン更新トラブル(2)
またしてもドメインが更新できない事象が起きた。今回は、Renew(更新)はうまくいくので期限切れの問題はないが、アカウントにログインするためのIDとパスワードが分からないとのことなので、ネームサーバー等を更新することができない。
こういう時はレジストラ変更を行なうと解決できるので、今回もそうしようと思ったが、どうしてもうまくいかない。
レジストラ変更を行なうと Administrative Contact のメールアドレスに確認メールが届くのだが、そのメールがどうしても届かないのである。メールアドレスはたしかに有効で、テストメールを送ってもきちんと届く。どういうわけか、ドメイン手続き関係のメールだけが届かないということらしい。
こんな不思議なことがあってよいのだろうか?と考え込んでしまった。
そこで冷静になってもういちどメールアドレスを確認してみたところ、原因が分かった。メールアドレスの中の biglobe.ne.jp の部分が bigiobe.ne.jp (1文字間違い)になっていたのである。これではメールが届くわけがない。
Administrative Contact のメールアドレスが失効してドメイン更新ができなくなったという例はよくあるパターンなので、珍しいことではない。こういう場合は、FAXで手続きをしてメールアドレスを変更すれば解決する。この時に必要になるのは、個人ならば写真付きの免許書かパスポートのコピーである。
ところが今回は、そのドメインの所有者は免許書もパスポートも持っていないとのことなので困った。こういう場合でも、公共料金請求書等の写しと写真をコメント付きでFAXすればうまくいくケースがあるが、時間がかかるのが難点である。
そこで今回はどういう対応をしたかというと、新しいネットワークサービスを1つ作った。その名は「ビギオベネット(bigiobe.ne.jp)」。biglobeのスペルをbigiobeと間違えた人たちを救おうという目的のネットワークサービスである。
そうして、新しいドメイン bigiobe.ne.jp を取得して、手続きは成功した。めでたしめでたしである。
さて、昨日、ビギオベネット(bigiobe.ne.jp)の任務も終了したので、ドメインを廃止しようと思った途端、任務は終わらないことに気が付いた。bigiobe.ne.jp のメールアドレスには1日あたり数百通のメールが届き、bigiobe.ne.jp のWEBサイトにもたくさんのアクセスがあるのである。ということは同じスペルミスをしている人がこんなにも多いということになる。ほとんどはニュースレターの類だけど、中には大切そうなメールも届いている。
似たようなドメインを占拠してアダルトサイトに転送するという悪質なサービスは世の中にたくさんあるけれども、同じようなことを良質なサービスとして提供している会社はどれだけあるだろうか? こういうサービスを必要としている人は私が予想する以上に多いかもしれない。特に、ドメイン更新のような重要なメールをやりとりする時は、メールアドレスのスペルミスは致命傷なので、何とかしたいと思うはずである。
というわけで、ビギオベネット(bigiobe.ne.jp)は誕生し、継続することになりました。これからの発展をご期待ください。
Network Solutions のドメイン更新の件で何度か手こづった。
「ドメイン復活サービス」でお問合わせしてくれる人は、ピンチに陥っている人が多い。今回は、クレジットカードでのドメイン更新(RENEW)を何回やっても反映されず、とうとう期限を過ぎてしまったということだった。
私が代わりにNetwork Solutions のアカウントマネージャーにログインして試してみると、やはりどうやっても更新ができない。クレジットカード決済画面を見るとすべて正しく終了しているので、引き落としだけがされて更新だけがされていないのでは?という状況である。
いろいろと試してみるうちに、アカウント情報のDBの構造が壊れているのかもしれないけど、renewを行なうたびにDNS情報が増えていったり、表示されるドメインが増えていったりする。動きがとにかくおかしい。
仕方がないので、Network Solutions のサポートに問い合わせて、とりあえず1年更新だけしてもらって期限切れを免れたが、それ以上更新しようとしても、やはりどうしてもできない。
結局どうやって解決したか?
何度かNetwork Solutions のサポートに問合わせていたら、3日後くらいに、「Global Media Onlineからのレジストラ変更依頼が来ていたために処理できていなかった」との返答が来た。クレジットカードの異常決済をすべて確認してから再度手続きをしたら、あっさりうまく行った。
今回の件は、AutoRenew に設定しているのにクレジットカードの期限が切れていたことと、レジストラ変更依頼がかかっていたという2つの条件が重なって、うまくいかなかったらしい。