ケーブルテレビ(JCOM)のDVDレコーダー付STB(TZ-DCH8000)で書き込んだAVCRECのリッピング法

昨年、ケーブルテレビ(JCOM)のチューナーをDVDレコーダー付きのSTB(TZ-DCH8000)に変えたが、
そろそろHDDがいっぱいになったので、DVDに出力してPCにムーブして、HDDの容量を空けることにした。
昔のように、アナログ放送を録画したものであれば、何の苦労もなくできるのだが、
デジタル放送となると、そうはいかない。
私のように、コピーが目的ではなく、あくまでもムーブするだけであっても、
普通の方法ではできなくてイレギュラーな方法を使わざるをえないのは、とても不便だ。
ちなみにデジタル放送のコピーワンスのプロテクトは、
「relCPRM」というツールを使って簡単にムーブできたが、
AVCREC形式で書き込んだDVDについては、
これとは違うプロテクトだったので、このツールではできなかった。
それどころか、これを再生するだけでも非常に難関で、
わざわざ PowerDVD ver9 というソフトを購入したけれども、
AVCREC形式で書き込んだDVDを再生することはできなかった。
そこでいろいろ調べてみたところ、AVCREC形式で書き込んだDVDは、
ブルーレイディスクと同じ AACS というプロテクトがかけられていて、
「RipAVCREC」というツールでムーブできるらしいということが分ったが、
何度やってもうまくいかなかった。
併用するツール「BackupBDAV ver0.61」は、
AACSの Ver10 までは対応しているので楽勝だけど、
AACSの Ver11 以降は、そのままではできないらしい。
TZ-DCH8000で書き込んだDVDの MKB_RW.inf ファイルを調べてみたところ、
TZ-DCH8000の AACS は、Ver12 であることが分った。
しばらく諦めていたところ、うまくいく方法が見つかったので試してみたところ、
ようやく成功したので、簡単に手順を記録しておこうと思う。
[用意するもの]
・RipAVCREC およびその他ツール(BackupBDAV 0.61以降 他)
・DVD-RAMメディア一枚
・マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」(ブルーレイ版)
・ブルーレイドライブ(再生専用ドライブでもよいがAACS V15未満であること)
 ※「THIS IS IT」の MKB_RW.inf ファイルが入手できればブルーレイドライブは不要
[手順]
(1)TZ-DCH8000で、DVD-RAMにAVCREC形式で何か1枚書き出す。
   ※(2)で壊れるので、必要ない番組を使う
(2)「THIS IS IT」のブルーレイディスクの中にある MKB_RW.inf ファイルを、
   (1)で書き出したDVD-RAMの同ファイルに上書きコピーする。
(3)TZ-DCH8000で、(2)のDVD-RAMを再生する。
   ※再生はできないが、TZ-DCH8000が 「THIS IS IT」のプロテクト(AACS Ver16)に感染する。
(4)TZ-DCH8000で、目的の番組を DVD-RAMにAVCREC形式で書き出す。
(5)インターネット上で「THIS IS IT」用の MediaKeys.txt ファイルを入手し、
   RipAVCREC と同フォルダ内にある同ファイルを上書きする。
(6)RipAVCREC を実行する。
以上のような手順で、これ以降は、簡単に RipAVCREC で、ムーブすることができるようになった。
重要なポイントは、「THIS IS IT」用の MediaKeys.txt ファイルの入手だが、
入手できるサイト等を教えることは控えようと思う。ぜひ自分で探してみてほしい。

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